サートゥルナーリアが引退！種牡馬入り！

本日キャロットの公式ＨＰで
サートゥルナーリア（牡５）の引退が発表されました。
今後は社台ＳＳで種牡馬入りすることになります。

サートゥルナーリアはキャロットで
募集価格１億４０００万（一口３５万）の馬でした。
自分にとって４００口馬では過去最高額での出資でした。
この募集の年は最優先×２持ちだったので
ほぼ欲しい馬を選べる状態でした。
募集時はクリソベリル、ソルドラードも居ました。

出会いは募集馬見学ツアーでした。
一目見て強烈なインパクトを受けました。
雰囲気というかオーラが凄かった！
歩かせても良く、何もかもずば抜けて良く見えました。
この馬を選んで失敗しても悔いはないというぐらいの気持ちになりました。

デビュー戦は２歳時の２０１８年６月１０日阪神芝１６００ｍ戦でデビュー。
Ｍ・デムーロ騎手を鞍上に迎えて単勝１．１倍の圧倒的１番人気で挑み１着。
こんな緊張した新馬戦はありません(笑)
勝ちっぷりも良く、その後の大舞台で活躍を期待せずにはいられませんでした。
２戦目の萩Ｓも完勝し、３戦目のホープフルＳでも完勝し
初Ｇ１制覇を成し遂げてくれました。

３歳初戦はぶっつけで皐月賞に初コンビとなるルメール騎手で出走。
何とか勝ち切ってくれて無敗でクラシック制覇となりました。
次は日本ダービーです。ここも１番人気で押されました。
ルメール騎手が騎乗停止を喰らい、Ｄ・レーン騎手で出走しましたが
出遅れ、直線外を回して追い込むも４着と初黒星。
ダービーはそう簡単に勝たせてもらえないですね。

秋は神戸新聞杯から始動し完勝！
菊花賞へ向かわず天皇賞・秋に出走するも６着と初めて掲示板を外しました。
続く有馬記念でリスグラシューに完敗したものの３歳時に有馬で２着入り
明け４歳の飛躍が楽しみになりました。

左回りが弱いと言われていたので、金鯱賞から始動します。
ここを完勝し左回りでのＧ１獲りも可能と思わせてくれました。
宝塚記念に１番人気で出走、ただタフな馬場で苦しみ４着と敗退。
結果としてこのレースが現役最後のレースとなりました。
このレースでのダメージが大きく、秋になってもなかなか状態が戻らず
脚元の腫れ、背中へのダメージが大きくこのタイミングで引退となりました。

自分にとっては出資馬で初めて重賞、Ｇ１を獲らせてもらった馬で
感謝の気持ちしかありません。たくさんの夢と感動をありがとうと言いたいです。
志し半ばで引退となり、正直もうちょっと見たかったです。
ただ、次の仕事があり社台ＳＳに戻ってこれることは幸せなこと。
ロードカナロアの後継種牡馬で母はシーザリオなので
期待される血統背景となります。

産駒が活躍してくれることを願うばかりです。
いつか産駒を持ちたいと思います。

サートゥルナーリア
（父ロードカナロア×母シーザリオ　母父スペシャルウィーク）

通算成績　１０戦６勝（Ｇ１レース２勝、Ｇ２レース２勝）
主な実績　２０１８年ホープフルＳ（Ｍ・デムーロ騎手）
　　　　　２０１９年皐月賞（Ｃ・ルメール騎手
　　　　　２０１９年神戸新聞杯（Ｃ・ルメール騎手）
　　　　　２０２０年金鯱賞（Ｃ・ルメール騎手）