有馬記念も終わり、その後の脱力感がありな

有馬記念も終わり、その後の脱力感がありながらも、昨日までの仕事納めの忙しさで必死なところもあり2日間は複雑な気分で過ごしましたが少し落ち着きました。
有馬記念はマリアライトが残念ながら10着で終わりました。
パドックまでの見た目では良かった様に見えたのですが、この秋は見た目と違って普段は見えない内面の部分での問題が解消出来ずに終わった感じです。
元々体調が整わない時はモタれ癖を見せていましたが、調教で見せなかったモタれ癖が、馬場入場後、いつになく右にモタれていて、レース中も蛯名騎手が思う通りに外に出せなかったくらい相当右にモタれていた様なので、結果的には宝塚後の疲れの解消が完全に拭い切れないまま体制だけ整えてレースを続けたことで見せない部分での疲れが溜まっていたのでしょう。
調教段階でもしっかりと大丈夫だと判断されてレースに出たもののという、これはある意味では結果論なので仕方ありません。

なのでこの辺は久保田調教師の判断が間違っていたと思いませんが、この見えない部分というところが競走馬の判断で非常に難しいところだと思います。
それでも無事に有馬まで出走し、大きなタイトルを2つも取れて、怪我無く現役を終えられたことに久保田調教師始め厩舎スタッフ、そして後半は主戦として騎乗してくれた蛯名騎手には
本当に感謝の思いしかありません。

そしてクラブHPには昨日引退の表示が出ました。
もうレースで見れないと思うと寂しいですね。

ただ、今度は子供達でまた夢を見させてもらいたいという楽しみもあります。
しっかりと疲れを取って母として体制を整えて良い仔を生んで貰いたいと思います。
相手が誰になるのかも楽しみですが、ディープ牝馬のジェンティルやハープがキンカメなのでやはりキンカメでしょうかね。

それにしても、この秋の里見オーナーの勢いは凄かったですね。
これまで高額馬を買い漁りながらG1を取れなかったのがウソの様に勝ちまくりました。というか元々これくらいの活躍は不思議の無い良血馬を揃えているのである意味当たり前なのかも知れませんが、これで来年の購買意欲にも更に勢いが付くと凄いことになるかも知れませんね。