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2020/10/25 18:51
遅れましたが先週の愛馬振り返りを
遅れましたが先週の愛馬振り返りを。
まずはデビュー戦となったバンベルクですが、最後追い上げるも前には届かずの2着でした。
勝馬は1200m向きのスプリント力で先行してそのまま押し切るという
独壇場のレースだったので仕方ないです。
というか、あれで最後よく2着まで追い上げて来ました。
パドックでは見栄えする馬体から解説の評価も高かったし、
距離ももうちょっとある方がよいのではという声も出ていましたが、
やっぱりそうですよね。
見た目に長距離とまでは言わないですが、血統と馬体のバランスで
スプリントではないでしょう…という感じなんですが、
厩舎の判断は何か短い方への拘りがある様で、
菊花賞や他のエピファ産駒の結果を見ても
エピファ産駒でスプリント力があるイメージにはならないので
次走は距離延長を期待したいところです。
ただ、川田騎手もレース後に良い馬だと褒めていて、初戦で2着ですから、
今後にも期待が持てるレースをしてくれたことは非常に良かったです。
そしてオーソクレースのアイビーS。
こちらは見事な差し切りで連勝してくれました。
僅差でしたが、いくつかの課題を見せながらも馬の間を抜け出して勝つという
勝負強さのポテンシャルを見せてくれた勝利で今後の期待も膨らみました。
直線では間に入ろうとした時に外からラーゴムが押し込んでヤリに来てましたから、
あれを抜け出したのはよく頑張って根性見せてくれました。
でも元々ビビりな馬で、ゲートでは隣の馬に鳴いていたという話もあったので、
根性があるのか無いのか、不思議な馬です。
調教でも見せていたいくつかの課題はそのまま出ていて、
まずゲート出遅れはそのままゆっくりスタート、
ピッチ上げでのモタつき→4コーナーからの追い上げでスッと前には行かない、
追い出てからのフワッ→抜け出してから先頭でソラを使った、
というところで、これはまだまだ成長段階前で見せている部分なので
これからの成長で期待出来る部分かと思います。
ただ、いずれのクセも距離が伸びても大きな問題にはならない、
むしろ距離は伸びてもいい方の課題でもあるので、
当初は距離はマイルくらいと言われていたことからすると、
クラシック戦線に向けては良い傾向の課題ではないかと思いました。
そして昨日は、
コントレイルが親子2代の無敗の三冠馬という歴史的勝利を達成しましたね。
レース内容も、決して3000mが向いてるとは言えないコントレイルが、
長距離素質を開花させたアリストテレスとルメールの神騎乗プレッシャーを
直後受けつつ、それを抑えての勝利でしたから強かったです。
素晴らしい偉業ですね。
そして個人的に親子無敗の三冠馬でふと思い出したのが、
シンボリルドルフとトウカイテイオー親子です。
トウカイテイオーは大好きな馬でした。
こちらはテイオーが無敗で2冠まで行きましたが、
ダービー後、怪我で菊花賞は出れませんでしたが、
無事ならこちらも無敗で親子三冠の可能性があった親子です。
テイオーはその後の天皇賞であのメジロマクィーンに負けたので
菊花賞に出れても距離的にどうだったかは何とも言えませんが、
当時の菊の勝ち馬はレオダーバン。
特別ステイヤーという訳でもなくその後を考えると
距離適性が向いてるとは言えないテイオーでも十分勝てた可能性もあります。
そう思うと、あの怪我が無ければ歴史はもうちょっと変わったのかな
なんて想像してしまいます。
コントレイルも今回菊花賞を勝ちましたが、若干距離は不安なところもあって
親子関係がルドルフとテイオーに少し似ている気がします。
ちなみに余談ですが、
ストームキャットの血を持つ馬が3000m以上のレースを勝ったのは
今回が初だそうです。
あとはコントレイルが今度どこでどの馬と対戦するかですね。
デアリングタクト、アーモンドアイとは対戦するのか、
そしてなにより怪我ですね。
怪我なく無事に行って欲しいと思います。