20件のひとこと日記があります。
2016/12/01 23:01
騎手考察
現代競馬における人馬の比率はどのぐらいあるのだろうか
以前、関西のトップ騎手の1人である池添騎手が興味深い証言したことがある
「(前文略)条件戦の人馬の比率が「馬8騎手2」だとするならば、G1では「馬7騎手3」、下手すれば「馬6騎手4」まで騎手の比率が上がってくるケースもある」
つまりG1級になれば、騎手の腕が結果に大きく影響するということだ
残念ながら、騎手の実力はトップ騎手と「あんちゃん」では雲泥の差があるのは事実であり、条件戦ではそういった対決も見られるので我々でも判断は可能だ
しかし、G1ともなると騎乗するのは、能力には殆ど差が見られないトップ騎手ばかりだ
騎手の腕が大きくモノを言うG1で我々はどう騎手を判断すべきか
ここからが私の提言である
その日の調子等を判断するために馬はパドックを周回するのだが、同様に騎手も周回してみてはどうだろうか
日々鍛錬している騎手の筋肉のつき具合を判断する為に、出来れば全裸かパン1で歩いて周回してもらうのが望ましい
馬も全裸なのだから当然だろう
目が肥えているファンであれば、筋肉や歩き方ですぐ騎手の不摂生を見抜くだろう
勝負の4割を占める騎手の判断材料にはパドックは適所だと考える
そしてもう一つ
パドックを見られないファンには返し馬の際に、返し騎手をしてもらうのもいいだろう
返し馬は調教助手に任せ、騎手はスタート地点まで全力疾走してもらう
酒や煙草を飲んでれば、すぐ息が切れるだろうし、それも判断基準になる
公営ギャンブルとして、ファンが予想する上での判断材料を増やすサービスの意味でも、検討の余地があると思う