配当考察

先日のスピードスケート女子500mでは小平奈緒選手が五輪レコードで金メダルを獲得した
今大会では羽生結弦選手に続く金メダルで女子スピードスケートでは初の金メダルだそうだ
初めて出場したバンクーバー五輪では惨敗を喫した小平選手だったが、この金メダルを獲るために血が滲む努力をしたことは想像に難くない

この500mでは、韓国の李相花選手とのレース後の友情も話題になった
金メダルが決まった後、小平選手が歩み寄ったのは、李選手だった
小平選手は、「私は相花をリスペクトしている」と語りかけたという
政府間では慰安婦問題や竹島問題でギクシャクしている日韓関係だが、スピードスケートには政治は無関係だった

これは、競馬の世界でも生かされるのではないだろうか
賭け事であるから当然勝ち負けはある
帯封を獲るものもいれば、一文無しになるものもいる

しかし、ここは競馬が終わればノーサイド
勝った人が負けた人に負け分を支払い、みんな均等な額で分け合えば、全員が手を繋いで帰路につくことが出来る
また、負けてもどうせ分け前を貰えると思えば、大博打も打てるだろう
大博打が当たっても、負けた人に気分良く分け前を与えることが出来る
こんな気持ちいいことはない

全員が気持ちよく均等に配当を分け合う
これこそがＪＲＡの理想像ではないだろうか