199件のひとこと日記があります。
2017/11/18 11:04
レイデオロの能力の見方に関する、ありがちな誤解について(JCに向けて)
私が不思議に思うのは東京優駿=レイデオロの能力の全てと考えてしまうのが多くの批判的なレイデオロ評価に共通するだというところです。
これは掲示板では何度も言っていますが、レイデオロの能力を見るべきなのは皐月賞です。そこで既に指数115を出しています。
3歳馬で斤量57Kgを背負っての指数ですから、これは極めてハイレベルです。
もちろん、今度はJC。東京コースが舞台です。だから皐月賞を引き合いに出すのはおかしいのでは?というのは一般論としては正しいと思いますが、レイデオロに関しては当てはまりません。
なぜならレイデオロは別に中山専科ではないからです。私はこの馬の本質的な適正は中山と再三言っていますが、それはあくまでも乗り方(や展開)に注文がつくのが東京だろうと思っているだけで、出せる最高の時計水準としては東京が下とは全く思っていません。
実際、前走の神戸新聞杯の舞台である阪神外回りコースは廻りの違いはあれど明らかに中山よりは東京に適正が近いコース設定です。
そこで休み明けで指数110というこれまたハイレベルな指数を出しています。それも内容的には楽勝ですので、レイデオロに迫る馬がいたらもっと高い指数が出たでしょう。
つまり、レイデオロは東京だろうが中山だろうが同じようなレベルの高い走りができるので、皐月賞の能力はそのままJCでも出せるのです。
東京優駿の結果だけを見てレイデオロの実力の判断をするとJCで後悔する事になりますよ。
そうは言ってもJCでは単純にキタサンブラックの能力は歴史的名馬クラスなので、そこまでのハイレベルな指数を現時点のレイデオロが出せるか。そこが未知数というだけでしょう。
馬券という観点になるとこれにサトノクラウンを加えた3頭がJCで他馬と抜けた人気上位という事になると思いますので、配当的なものを加味してレイデオロを買うか買わないか。それは各人の読みの見せ所なのでしょう。
私はレイデオロの単を買います。そこに実は出資者の贔屓目はありません。(笑)