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2022/03/31 20:01
今週の愛馬馬券(ヴィルヘルム)
(ヴィルヘルム:両国特別(中山・芝1600))
事前評価:◎(負けられない戦い)
まず素晴らしいと思ったのがレース選択。
中山マイルという選択はさすが池江師。このレース選択を確認した時点でほぼ勝ったと思いました。(笑)
ヴィルヘルムは過去、休み明けで太目残りの時は中2週で使っているが、今回も中2週を選択。前走は±0で一見太目がない様に思えるが、3走前に+14Kgで、そこから-2Kgしか減っておらず、若干太目だと思っていたので、この判断も良いと思う。
ヴィルヘルムはキレないので、地元阪神マイルだとどうしてもキレ負けする。少しでも馬場レベルが重い方が良いので、地元だと中京マイルがベストなのだが、直近は中京開催がない。
そこで中山に目を転じてきたのは池江師のヴィルヘルムに対する理解が正確である事の証左。 おそらく中山マイルは中京マイルと同レベルでヴィルヘルムに向くコースだと思われる。
こういう出資馬の適性を考えてレースを選択してくれる師は本当にありがたい。
一見、当たり前にみえるのだが、出資馬の適性を正確に把握して、適性に合ったレースを選択してれる調教師は殆どいないのが実情なのだ。
実力的に、NETKEIBA指数96は出走メンバー中4位で指数で比較すると決して抜けた指数に見えないのだが、ヴィルヘルムの指数は中京マイルで勝った時に出した指数であるのに対して、この馬よりも高い指数を出しているのはGIレースで大敗した時のものや距離違いのレース、道悪などでアテにできる指数ではない。
また、ヴィルヘルムは相手なりに走る所があるので、レースレベルが上がればまだまだ指数は上昇できる余地がある。
ここは実力的にはまず頭一つ抜けているという見立てである。
ただ、リスクはもちろんある。実力は抜けているのだから、あとはヴィルヘルムの実力を出し切れるかだけが問題で、仕上げのリスクと騎乗のリスクが主である。
前者は殆ど心配していない。中2週で移動というのは初ではあるが、前走が太目残りだった事を考慮すれば、むしろ移動で多少減る位の方が望ましく、むしろ丁度良いと思う。
後者が鞍上荻野極騎手という事で、普通なら心配なのだが、ヴィルヘルムに関しては騎乗2回目。そして荻野極騎手が初めて跨った1勝クラスでの競馬がほぼヴィルヘルムのベスト騎乗だったと思っている。強いて言えば、外の2〜3番手という中途半端なところで押さえずに、しっかりと2番手を確保して逃げ馬のすぐ外の位置を取って欲しかったくらい。ただ、当時は外伸び馬場だったので、それを考慮してのものなら殆ど問題はなかったとは思う。
という訳でヴィルヘルムの頭はまず堅いと思うのだが、単を勝負馬券で買えるかはオッズ次第だろう。単勝2倍を割れるならさすがに勝負馬券では買えない。
となると相手を考えなければならないのだが、人気はジネストラ。ただ、この馬は距離延長のロードカナロア産駒。
これまでに戦ってきた相手と着順を考えるとヴィルヘルムの相手になるとは思っていない。
人気で買いたいのはスーパーホープ。
この馬は2歳時に阪神マイルの良馬場で103という指数がある。
当時斤量55Kg、今回57Kgなので若干割り引く必要はあると思うがこのレースは近5走のトップ指数が98なので、充分足りるレベルだと思う。
ただ・・・2番手以降は実力差は極めて接近しており、そこまで自信があるとも言えない上、所詮3人気。それならできれば単勝をそれなりに買って、複勝勝負が一番良い。単勝200円以上、複勝120円以上が勝負条件かな。
また、枠順については、実力的に頭一つ抜けているのでリスクが少ない方が良く、外目が良い。大外上等だ。
馬体重は-6kg〜-2kgくらいが勝負条件だろう。
いずれにしてもここは負けられない。荻野極!あとは頼むぞ!!