ただ、ただ悔しかった･･･。皐月賞観戦記　その１

皐月賞から２日たちましたが、当日の事を記載しておこうと思う。

実に何十年ぶりかに競馬場へと出かけた。
久々の中山競馬場。
船橋法典から競馬場までの道中は、ワクワクが止まらなかった。

道中の壁には、歴代の有馬記念馬と皐月賞馬のでかい写真と
名前のプレートが飾られている。

それを見ながら徐々に気持ちが高まってくる。
私が競馬を知ったのは1993年なので、
ナリタタイシンとトウカイテイオー以降はすべて見ている。

懐かしさを噛みしめながら競馬場を目指す。
2021エフフォーリアの後が空いていて、
「ここにイクイノックスが入るかも･･･」
そんなことを妄想してしまった。

競馬場につくと４Rが始まるところだった。
デビュー戦でイクイノックスと一緒だった
キングズパレスが武豊を背に快勝。
「これは良いサインかも。」そんな事を思いながら、
パドックへと向かう。

私はパドックが好きなので、
とにかく、ここで間近に馬を眺める。
パドックはずっーと見ていられる。
本当にみんな可愛くて、美しい。
様々な表情を楽しむことができるし、
馬券の参考にもなると思っている。

ここで私のパドック診断が発動する！
５R、和田竜二騎手騎乗のホウオウニンジャが、
やけに良く見える。
「これは必ず来る！」そう私の直感が訴えかけてくる。
人気もないし、ちょうどいい。
まずはここで資金を増やすことにした。

いずレースがスタート。
中断より後ろに位置したホウオウニンジャ。
手ごたえはどうか？

すると３コーナー付近から手ごたえが怪しくなり、
鞭も入る。

あれ？　どうしたの？

レースは４コーナーを迎える前に、
終わっていた･･･。

さすがのパドック診断。
私の選ぶ馬は、大概出遅れたり、
追走で手一杯になるなど、
レースに参加できないで終わるケースが多いい。

何も見えていないし、分かっていないことが、
露呈される。

それでも楽しかった。
だって、自分が出資する馬が、
皐月賞の有力候補なのだから。

つづく