Ferriを分析【2019/8/31-9/1】

　先週末の結果をシミュレーションしたところ、複勝は全域マイナス収支（最大回収率はEV0.65以上を購入した場合の83％）、単勝はEV1.8以上を購入した場合が最大収支（回収率154%）で貢献馬はマーベラスアゲン（EV2.3）、ブラックホール（EV1.9）、ハウエバー（EV1.9）、メイプルプレゼント（EV1.8）の4/65頭でした。
　年間シミュレーションでは、複勝の最大収支の閾値がEV12.2（回収率は217％）に悪化、単勝は変わらずEV4.18（回収率は112%に低下）でした。
　最新バージョンの通算（解析可能な過去6週間）シミュレーションでは、複勝が相変わらず全域マイナス収支（最大回収率はEV1.81以上を購入した場合の91％）、単勝も全域マイナス収支（最大回収率はEV1.05以上を購入した場合の85％）でした。
　複勝の年間シミュレーションでも最大収支条件の購入対象馬が5頭しかいないので、残念ながら事実上1か月でFerriが崩壊してしまったと断じざるを得ません。これに関連しそうな出来事は「アップデート」、「全場ローカル」、「暑さ」が挙げられます。「アップデート」に関しては、旧版でも同様に崩壊するので関係ないのは明らかです。「全場ローカル」についてはこれまで第3場でも結果を残せていたので関係は薄そうにも思えますが、確かにFerriが「先行力」を査定できないために惨敗するレースが多い気もします。「暑さ」に関してはもっともらしいですが、札幌開催でも結果を残せていないので何とも言えない気がしてきました。いずれにしても更なる改良を行わなければならないのは確かです。

EV：期待値