Ferriを分析【2019/9/21-22】

　先週末の結果をシミュレーション（手法は2019年4月2日の日記に掲載）したところ、複勝はEV5.5以上を購入した場合が最大収支（回収率は444％）で貢献馬はブルベアトリュフ（EV7.3）、サンマルペンダント（EV5.5）の2/6頭、単勝はEV0.46以上を購入した場合が最大収支（回収率105%）で貢献馬はブルベアトリュフ、ワイルドシング（EV1.1）など23/217頭でした。
　新旧バージョン混在の年間シミュレーションでは、複勝の最大収支の閾値は変わらずEV4.42（回収率は108％に上昇）、単勝も変わらずEV4.18（回収率は117%に上昇）でした。
　最新バージョンの通算（解析可能な過去9週間）シミュレーションでは、複勝の最大収支の閾値がEV5.36（回収率は145％）に良化、単勝はEV7.35以上のプラス収支領域（回収率は325％）が復活しました。
　おおむね数値が良好だったのは素直に嬉しい限りです。一方、水面下ではアップデートへ向けた準備が整ってきています。アップデートする際には修正案が本当に有効なのかをシミュレーションで検証する必要がありますが、実はこの作業がかなりの労力を要します。しかも最近はFerriが研ぎ澄まされてきたせいか修正案が有効判定されることは中々ありません。兎にも角にも効率よく修正案の検証作業をこなすため、自動検証プログラムを開発しました。つまり、これまで膨大な労力を費やしていた作業を寝ている間に行うことが可能になったわけです。まさに『果報は寝て待て』

EV：期待値