Ferriをアップデート【2020/6/12】

　色々と改良案を試みた結果、2つの修正が有効と判定されたので適用します。1つ目は短距離適性に関する補正を強くしたこと、2つ目は芝、ダート、障害を行き来している馬に関する補正式を変更したことです。通算シミュレーションの新旧比較は下記の通りで、主に複勝の有効範囲が大きく広がっています。
　しかしながら、このアップデートだけで壊滅直前の状況は回避できていなさそうです。根本的な問題は、負けた馬に対する評価が気付かないうちに段々甘くなっていったことではないかと感じます。レース結果を指数化する段階で、一部マニュアル作業が入っていることが原因かもしれないので、この作業をプログラム化して様子を伺ってみます。

【通算シミュレーション2019/7/27〜】
＜複勝＞
ゼロ収支範囲：>EV2.91←EV3.89
最大収支範囲：>EV2.99←EV11.69（回収率103%←244%）
＜単勝＞
ゼロ収支範囲：>EV4.68←EV3.88
最大収支範囲：>EV4.96←EV6.38（回収率127%←148%）