オークス観戦記

東京競馬場に行く日の朝は特に早くはない。
桜花賞観戦の時は電車の人身事故で出鼻を挫かれたので
家を出る前に情報を確認してみたら、
早朝の人身事故で遅れが出ているとのこと・・・
日曜日の朝は、こういうものなのか？
心配しながらも駅に向かってみると、特に大きな影響もなく
東京競馬場に到着。

雲はあるが天気は晴れ、気温も高過ぎることもなく
最高の競馬日和。

2年3ヶ月振りの東京競馬場だがそんなに久々という感じもしない。
感覚的には3ヶ月振り？という感じだった。
シャッターの下りた店も何件かあったが
想像していたよりも店も開いていた。
人も沢山入っていて、レースが始まるとターフ脇は人でぎっしりだった。
アナウンスによると入場者数は３万人だったかな？
ルメールはインタビューで７万人って言っていたが笑

パドックでのナミュールはいつも通りに感じた
馬体重も維持できたのは良かったと思った。

馬場の入場は馬番より順番を下げての登場。
他馬を気にするようなのでその辺りを考えてのことかな？とも思ったが、
驚いたのは返し馬で退避場の逆へ走っていったこと。
逆走して退避場に向かうと思ったら２コーナーあたりで止まり
そこからゆっくりとスタンド方向に戻ってきた。
戻ってくるときには、なぜがライラックと一緒で
兄弟騎手で何か示し合わせていたのか？

海上自衛隊東京音楽隊がスタンバイし、
いよいよファンファーレか？というところで
サウンドビバーチェが放馬。
音楽隊の方々はスタンバイした状態のまま微動だにせず。
お疲れ様です。

レースはスタートを決めた中団から進め
直線では内か！？とも思ったが伸びが良かったので
勝利も期待したが外から来た馬の伸びの方が良く3着。
負けて口惜しいという思いと桜花賞からの巻き返しで誇る気持ちと
とにかく強く感じたのは「頑張った！！」
久々に競馬で心揺さぶられた。

最終レース終了後に
相談役の黄綬褒章受章セレモニーが行われるとのこで見ていくことに。
田中勝春騎手のメッセージVTRが良かった。
全員のメッセージVTRが終わった後の相談役の目には光るものがあったように見えた。
音声がほとんど聞こえなかったのが残念だったが
なかなか良いセレモニーだった。