ナミュール マイルチャンピオンシップ G1 制覇

ナミュールがマイルチャンピオンシップG1で優勝。初G1制覇となった。
キョウエイマーチの子孫として念願の芝G1制覇、JRAのG1制覇ともなった。
いろんな意味で、ついにこの時が来たかと実に感慨深い。

スタートで煽ると４角回った時には最後方、そこから力強い走りで駆け上がり、
途中、詰まりそうになった際は隣の馬に噛みつこうとも威嚇しているとも見えるようなしぐさで馬群を割り、上がり最速、33.0秒を脚を繰り出しクビ差で差し切り勝ち。
実にしびれる勝利であった。

１日経った今、思い返してみるといろいろな伏線があったなぁと。
まずは前日、断然人気で確勝と思われていたペリファーニアがまさかの敗戦。
この時の鞍上がモレイラ騎手。
モレイラ騎手と言えば前走の富士Sでナミュールを勝利に導きマイルCSではナミュールに敗れ２着。

ペリファーニアの敗戦で落ち込んでいたところで、その次の日にはR.ムーア騎手落馬負傷で乗り替わり。悪いことは続くなぁ〜とつくづく思った。そして正直言って藤岡康太騎手か・・・とも思った。
乗り替わりとして期待したのは池添謙一騎手、そうインディチャンプのマイルCSでテン乗りで勝利に導いてくれた騎手。
乗り替わり、テン乗りでマイルCSを２勝というのもなんの因果か？
G1勝利の鞍上も不思議と日本人騎手ばかり。

そして愛馬でのG1制覇はすべてマイルG1。私の相馬眼はマイルに特化しているのか？
なんだかんだでG1レースで距離が最多なのはマイルですね。
残るは朝日杯FS、桜花賞、ヴィクトリアM、NHKマイルC、こうなるとマイルG1完全制覇を狙いたくなる。まあ、狙えるものではないが。

マイルCSの優勝賞金も４年で随分と増えたものだ。

香港マイルへの招待を受諾というアナウンスがあった。
ここで休んでこのままヴィクトリアM直行と考えると・・・
調教師のレース前の自信、それを目のあたりにされた今の充実ぶりを考えるとこのまま休養ではもったいない、使ってみたいというのは理解できる。