55件のひとこと日記があります。
2018/02/16 23:00
ノーザンファームしがらき場長のインタビューから思ふ
シルクの会報にノーザンF天栄としがらきの場長のインタビューが掲載されておりました。
しがらきの場長のインタビューに違和感を覚えましたので綴ってみます。
昨年にこだわった点は…との問いに勝率・3着以内率は相手に左右されるので掲示版率を上げることと仰ってます。
方法論はレース選択をきちんと行うこと、また次走の優先権を得ていると無駄な「もう一丁」をしてしまいがち、馬の状態が下がっているのに使うと結果も伴わないので減らすことだと。
(後者についてはそういう意識を共有しつつ調教師と意見交換を行ってきたと)
この辺で「ん?」という感じでしたが、2018年に改善していきたいことはの問いに馬の頭数は昨年より増えているが、出走数が減っている、これは無駄な「もう一丁」を減らすことができているからだと成果と捉えられています。
「ん?ん?」この辺で私は無駄な一走かどうかなど分るのか、次走優先権を有しているのであれば調子が上がっているとも考えられないのか、そもそも1走して放牧が多くて「もう一丁」なんかないやんと思ってしまいました。(これが成果なんでしょうが)
3着内率、掲示板率が過去最高だと語っていることから推察するに、これを上げようと思えば勝ち負けにならない馬の出走数を下げれば叶うこととなります。
「もう一丁を減らす」が厩舎の馬房回しのエクスキューズであることは十分承知していますが、条件戦でウロウロしている馬やピークを迎えたか定かではない馬にチャンスは多く与えられないことを字面で感じさせられることとなりました。
感覚的に多くの人がわかってはいることですが、一口馬主の会報に掲載されていることに違和感を感じた次第です。
勝てなきゃ引退しろという人も少なくないので時代の要請なのかもしれませんが愛馬が走っている姿を数多く見たい派には違和感なのです…