886件のひとこと日記があります。
2014/11/13 19:30
馬が人と生きるということ その1
ここ2週立て続けに残念なニュースがありましたが、
特にスダチ君のニュースは衝撃を受けた人が多かった
のではないでしょうか。
彼がNHKマイルで見せた後藤騎手を心配する様子、
それを後悔してか故障してからも武士沢騎手を
落とすまいと懸命に走りぬいた姿が人を思う心が
馬にもあるのだと教えてくれていたように思います。
きっと彼の周りには彼のことを本気で思い愛していた
人達がたくさんからなのでしょう。
人が馬を思い、馬が人を思う。
競馬の一番の核になる部分だと思います。
綺麗ごとだと言う人もいるでしょうね。競馬自体
虐待だ、なんていう人もいるくらいですから。
確かに競争によりなくなる馬達がいるのも事実です。
でも実際に馬に世話をしたことがある人なら身に
染みていることですし、想像力がある人ならその
一片は分かることではあるのですが、馬達は自然界で
生きていても病気や怪我はするのです。そして
人といるからこそ治せるものもあるのです。その
保護の下で生きていく形として競馬があるのです。
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えちゅさんがいいね!と言っています。
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TMオケラオーさん
牧場の忙しさは現場を見てみないと分からないことなんですね。
特に春先の出産シーズンなんかは話に聞いているだけでは
綺麗な部分しか見えていないのでしょうね。
「今はそれどころじゃない!」のはなぜかまでは分かりませんが
亡くなってしまった子よりも、これから生まれてくるまだ命の
可能性のある子を優先したいという気持ちから出た言葉で
あってほしいと願うばかりです。 -
山頭火さん
命の問題は難しいですね
今に比べ何も分かってなかった若かりし頃、競馬に携わることを夢見て畜産系の大学に浪人して入学した後、牧場に実習に行った際、死産した仔の遺体が何日も放置されていたことがあり、その処置を牧場主に尋ねたところ、
「今はそれどころじゃない!」と一喝され、現場の厳しさを痛感し、次第に生業にしていこうという意思が薄れていったのをハッキリ覚えています