アグレアーブル・・・

まだ、ちょっと家賃が高かったですかね。
新馬戦と今日のレースをじっくり眺めてみると、ほぼ同じパーフォーマンスでは走れているんですけど…
今日の相手は、それでは通用しなかったということなんでしょう。
今日のレース、前半1000ｍは前走より約３秒程早いですが、それほど追いかけたものではないので、それ自体が後半の走りに影響するほどのものではなかったと思います。
と、いうことは後半はほぼ前走と同じ程度には走っていることになります。
現に今日のレースの後半３Fは前走より0.6秒早く、これがきっちり後ろから来た勝馬とのタイム差ですから、まだ自身のパフォーマンスを上げるまでには至っていなかたんでしょう。
確かに本当に強くて上に行ける馬は、２戦目といえどもパフォーマンスを上げてくるんでしょうけど、アグレアーブルにレースでそれを求めるのは少し早かったみたいですね。

それに内枠も今回は裏目に出た気もします。
ちょっと窮屈そうに走ってましたから…。
これは前にスペースがある無いの問題ではなく、周りに気を使って走っているという意味です。この辺は新馬戦からも感じていたのですが…。最後はもう一度伸びるそぶりもありましたからね。
ですので、次走はもう少しゆったりと外側を伸び伸び走らせてあげることができれば、もっといいパフォーマンスができる馬だと思います。

実際、引き揚げてきた時にはもう、息が戻っていたように見えました。素人目で感じたことですが、この時期の２歳馬で牡馬と東京の1800ｍを走って、すぐに息が戻ること自体スゴイことですよ。

掲示板では様々なことを書き込まれていますが、この時期のたった２戦目で馬の実力がどうのこうのと言っていること自体ナンセンスですよ。伸びる馬はこれからですから…

大事なのは次走ですね。個人的に年内は一度天栄に戻して2月の東京4週目の自己条件フリージア賞辺りで確実に勝って貰えばオークスは十分間に合いますね。

今日の負けで牝馬路線に切り替えたとしても、桜花賞は無いと思いますので、多分オークス一本なんじゃないでしょうか。
ただパーティーの時に斎藤先生とお話したときに、
「東スポ杯でいい勝負ができても賞金加算ができなかったら…」の質問に「共同通信杯がありますから…」と仰ってたのを思い出すと今後の成長度合によっては再度牡馬にぶつけることも…
でもその時は今回の二の舞にする訳にいかないですから、よほど成長を感じられることになるんだと思います。

まぁ今日は、もちろん期待もしていた分残念ではありますが、数字や字面ではわからない、いつも生で直接接している調教師や騎手の見立てを信じて、次走を待ちたいと思います。