競輪
83件のひとこと日記があります。
2016/04/25 01:58
またしても��
今日のフローラS。
出資馬アグレアーブルが出走しましたが、またしても残念な結果におわり、これで春は終了となってしまいました。
掲示板に書くと何かとあるので、こちらに…
現地観戦後、何度かVTRも見直した感想です。
掲示板では、騎乗方法や臨戦課程など意見も多々あるようですが、それはオークスの出走権と内枠を考えると当然のような気がしてます。
まず、仕上げ。
パドックでは、可もなく不可もなく。
ただ、評価通り牡馬のような雄大な馬体は目を惹いたのも事実でした。毛艶も良かったと思うのですが、まだ首元には冬毛らしきものも残っていたように見えましたので、完調までは一息といったところでした。
冷静に考えれば、それもそのはず、当然オークスに向けておつりのある状態であるはずなので、当たり前ですね。
返し馬の下し方も非常にゆったりとしていて、東スポ杯の時よりは落ち着いていましたし、良かったと思いますが、ちょっと緩い返し馬でした。かなり気を使っていたように見えました。
次にレース。
好スタートを切り、先団につける手もあったと思いますが、これは後々だから言える話。
今日の岩田騎手。同条件の5Rと9Rで内枠の馬に騎乗していましたから、コースコンディションはわかっていたと思うので、素人が思うほど内も悪くなく、外差しにこだわることもなかったのかもしれません。
素人目にはエアレーションの効果なのか開幕週の割にレースの上がりがそれほど速くなく、外差しの方が有利に見えていたんですが…。どうだったんでしょうね。
パトロール見ても、それほど包まれて何もできないとか、不利があった訳ではないので、今日のところは仕上がり具合を含めて馬の方に課題があったと見るべきでしょう。
個人的にはまだまだ体を持て余しているように思います。
これが、もっとコンパクトな馬体であればもう少し小脚も使えて器用にこなせるんでしょうけど、なんせ大きいですからね。
比べたら怒られますが、走ってるときの体の伸縮というか使い方なんかはサトノダイヤモンドのように太いゴムがビヨーン、ビヨーンて感じがするんです。
ただ、サトノダイヤモンドと全く違うのが、筋力の強さの違いと走り方。伸縮を生む背中の筋力はこの時期の牡馬、牝馬の差もあるので仕方ないですが、問題は走り方のほうにあると感じています。
頭が高い走法はある程度仕方無いにしても、トモの推進力が高い頭の方向に抜けてしまってロスが多く、前に進んでいない気がするんです。あるメディアの岩田騎手のレース後コメントに
「芯が入っていない」「縮こまった走り方」というのがあったのですが、自分的にはこれが推進力が上に逃げていて水平に効いていないことを表していると思っています。
シャドーロールをつけることがいいかどうかはわかりませんが、
新馬戦ならともかく、今後はこの頭の高い走法を矯正して推進力のロスをなくしていくか、サトノダイヤモンド並みの筋力をつけるかしないと、この体の雄大さが却ってアダになってしまう気がしてなりません。
以前シルクのパーティーで斎藤先生からアグレアーブルの長所を伺ったとき「走り方が全く分かっていないのに走れてしまうところ」とお話されていましたが、これからはやはり走り方を改善する必要があるんじゃないでしょうかね。
今日は目一杯ムチも使われていますし、走れない走法の中、内から伸びようとしていたようにも見えましたので、かなりダメージが残るんじゃないかと見ています。
仮に続戦ということになれば、カーネーションカップが有力だと思いますが、鼻出血のこともあるので、秋に向けて慎重にいって欲しいです。
何はともあれ、今日はお疲れさまでした。
結果は残念でしたが、ワクワクさせてもらったありがたい一週間でした。今後に期待したいと思います。
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