266件のひとこと日記があります。
2016/06/28 23:41
≪宝塚記念&2016上半期・回顧≫
当日は好天に恵まれるも馬場の回復は稍重まで。タフなコンディションでの競馬となりながら勝ちタイムは過去3年より速いという底力勝負でしたね。
1着:☆マリアライト
有馬記念の走りからキタサンブラックと互角の競馬が出来る可能性があるのと、ジェンティルドンナ,ヴィルシーナ,デニムアンドルビー,ショウナンパンドラと実績あるディープ牝馬なだけに2着まではあると思っていたが、まさか勝ち切ってしまうとは正直ビックリ!これで道悪は[4,0,1,0]、ディープ産駒は非力というイメージを根底から覆す馬。秋のGIもタフな展開になりそうなら当然有力候補。
2着:◎ドゥラメンテ
自らハミを取っていなかった調教や堀師の慎重なコメントからどうにも本調子ではないような感じも、ここを底力で勝ち切らないと凱旋門は無いという状況だったが…何より鞍上ミルコが絶不調なようで、近走のレースぶりを見るとかなり自身を失ってしまってる様子。故障したのがレース後とはいっても、人馬共にバイオリズムがかなり悪かったのかも知れない。こんな状態でも連対を確保した力はやはり流石といえるが、放牧中に骨折といい波瀾万丈な最強馬。心配なのは、キンカメ産駒の歯車が狂った時にありがちな大スランプ。何とか年内には復活を果たして欲しいが…
3着:○キタサンブラック
今回も押し出されるような逃げ。メジロパーマーやタップダンスシチーのような逃げ専門というタイプではないだけに、切れる一線級相手だとどうしても勝ち切るのが厳しくなってしまう。菊と春天は展開がハマったというより相手関係。それでも距離・馬場を問わないこの安定感から、これからもある程度の人気を背負いそう。次に頭勝負したいのは来年の春天。秋は、2着・3着付けの連軸なら妙味も生まれるか。
4着:×ラブリーデイ
直線を向いた時は一瞬突き抜けるか!?という見せ場はあった。先着された3頭は昨年出走していないだけに力は出し切っている。衰えとかもそれ程感じないし、実力馬であることに間違いないが、やはり引き際は昨年一杯だったのではないか。
5着:△ステファノス
まさに“旧型ディープ牡馬”(笑)連続連対が未勝利時のみしかないというエイシンフラッシュのような戦績通りの結果となってしまった。秋は恐らく毎日王冠からのはずで、そこでも連を外して人気を落とすようなことがあれば秋天で絶好の狙い目となる。逆に連対して人気になるようなら危ない。良い馬だが買い時をじっくり見定めたい。
16着:▲アンビシャス
大阪杯同様、キタサンブラックをマークするようなポジションで進めたものの、直線は全く伸びず。距離よりも道悪が堪えた感じ。これもG1では勝負しづらい“旧型”の恐れがあるも、今回の惨敗で人気が落ちるようなら、秋は今年こそ狙っておきたい馬。
じつに5頭目の国内G1複数勝ちとなったディープ牝馬。宝塚記念のデータだけでマリアライトを頭に持って来れなかったのが馬券の反省点。3連単は、◎○▲-◎○▲-◎○▲☆△[24点]で買いましたが、◎-○-▲☆△マルチ[24点]で買うべきでした。保険の3連複は珍しく(笑)4点で的中。
層が分厚く実績も凄い牝馬に対して、G1勝ちきれない馬が多いディープ牡馬。ディープ産駒として初めて皐月賞を勝ったディーマジェスティ、そして凱旋門賞挑戦を表明しているマカヒキが、その殻を破り“新型ディープ牡馬”になると予想していますが、やはりディープ産駒をどう扱うかが馬券成績にも大きく影響を及ぼします。
今年前半戦のG1レースを振り返ってみると1番人気が馬券圏外へ飛んだのは、桜花賞メジャーエンブレムと春天ゴールドアクターだけでした。ディープ産駒は、皐月賞とこの宝塚記念で初勝利をあげ、いよいよ黄金時代に拍車が掛かってきたかと思えば、掲示板にすらその名が見当たらない春天やNHKマイルなどもありました。
秋へ向けてこの春の教訓は「変に1番人気馬を嫌わず、ディープ産駒の取捨を的確に!」です。
また、今年2月に発足した競馬部。に参加して勉強中の“買い方”も【3連複フォーメーション】【2・3着付け】【軸2頭マルチ】【単勝2点買い】などを駆使して、60%台前半まで落ち込んでしまっている回収率回復へ向けて、まずは的中率向上を足掛かり的目標にしたいと思います。
※夏競馬もほどほどにやりますが、展望・予想・回顧は札幌記念までお休みする予定です。