266件のひとこと日記があります。
2016/10/29 18:15
≪天皇賞(秋)・展望【前編】≫
豪華メンバーが揃った!?
と言われてるようですが
よく見ると
国内G1馬は3頭だけ
(但し3頭とも複数勝ち)
フルゲート割れという
意外なほど層が薄い
このメンバー構成には
ツボと盲点がありそうです
〜全馬短評〜
【1】エイシンヒカリ
デビューから5連勝を飾って初重賞の壁。オープン〜G3〜G2と連勝してG1の壁。目先を変えて海外でG1初制覇、しかもディープ牡馬としては初の連勝&複数勝ちという快挙。イスパーン賞の大差勝ちで世界レーティング1位!凄いと思った矢先の前走殿負け。まさに諸刃の剣的な馬。鉄砲駆けするタイプとはいえ、この臨戦過程は前例なくどうにも…枠絶好で展開は思い通りになりそうだが、府中2000で一線級に通用する逃げの持ち主とは思えないし、国内では底力に欠けるディープ×Storm Cat。快勝か惨敗か。
【2】クラレント
タフに走り続ける重賞常連兄弟。この馬は完全マイラー寄りで、去年の秋天でも差のない競馬をしているが、やはりマイル以外だと掲示板も厳しい。
【3】アンビシャス
3歳で果敢に挑戦した昨年はもう一歩のところだったが、今年はドゥラメンテ,キタサンブラックと勝ち負けし、毎日王冠も前哨戦としては上々。唯一、期待していた宝塚が道悪で惨敗、タフな競馬には向かないのか。素軽い走りが要求される秋天でいかにも来そうなタイプでも、勝ち切るまではイメージしにくい。
【4】サトノクラウン
弥生賞まではクラシック王道路線で主役だったが、本番でもう一息。復活の京都記念圧勝が印象的には強いが、昨年の秋天を参考外としてもダービーの走りからすれば、府中向きとも言える。ダイヤモンド景気で勢いに乗る里見さんの馬主運一変も怖い要素。
【5】ロゴタイプ
府中1600と2000はリンクしやすいが、如何せん今年の安田記念は奇襲成功といった感を否めない。実力がないとG1を3勝も出来ないが、前時代の皐月賞馬も世代交代の波に何度も逆らえるかというと… 速やかにマイル路線へ切り換えたイスラボニータのような潔さがあってもいいのではないか。
【6】アドマイヤデウス
G2では2番人気以上になったことが無いのに[2,1,2,0]という穴党に好かれやすいキャラ。G1だと掲示板すらないというギャップ。実力は紙一重な気がしないでもないが、格と騎手でここだと買いづらい。
【7】サトノノブレス
重賞4勝、G1でも菊2着がある実力馬も里見の呪縛で古馬G1戦線になると掲示板にも載れないレースばかり。同じダイヤモンド景気なら【4】より2000m得意のこっちが狙い目か。中距離でゴールドアクターとタイム差無しの競馬をしたのに人気薄なら妙味充分!