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2020/12/13 20:42
≪香港カップ・回顧2020≫
01着○ノームコア
前走エリ女での“逃げ”が物議を醸したのが記憶に新しいが、能力自体は凄まじいものを持っていることをずっと知られてきた。
特殊条件でしか走らないハービンジャー産駒は個人的に苦手だが、この馬に関しては不発が少なくコースや条件問わず確実に伸びてくる末脚が魅力で、安田記念4着やエリ女逃げバテで涙を呑んだりしたものの、よく馬券を買っている好きなタイプの馬でした。
今回はバートン騎手のエスコートがバッチリ。常に勝ち負け出来る能力はありながら噛み合わないばかりに、5番人気に甘んじていたがそんな評価を見返す完勝が見事。
有馬記念でも一つ下の妹クロノジェネシスが有力ですし、お母さんのクロノロジストは改めて偉大ですね。(その父クロフネがつくりだす牝馬・牝系も)
02着△ウインブライト
日本ではどうにも仕上げが上手く行かないのか、中山巧者でありながら中山で凡走したり、最早日本の馬場自体が合わなくなってしまったのか。それでも能力はまだ健在ということを再確認。どうやらここで引退ということだそうですが、香港という舞台で2つも戴冠出来たのは素晴らしい。ステイゴールド産駒らしい燻し銀の強さな名馬でした。
03着◎マジカル
GI7勝!その中でも3走前アイルランドチャンピオンSで、当時無類の強さを誇っていたガイヤースを下した実績がピカイチに輝く世界レベルの名牝。今年は6月の復帰戦から月1ペースで7戦目という歴戦の疲労蓄積が唯一の不安材料だったが、そこは格の違いでこのメンツなら能力上位と出走が決まった時点から絶対軸と考えていた。
レースではやはりその懸念通り直線の爆発力はもう一息だったが意地で3着に食い込んできた。
悩んだ末に名牝2頭軸で日本馬とモレイラ鞍上フローレへマルチで流して18点がズバリとハマって的中!!今週のマイナスを一気に取り返す大逆転となりました。
香港Cは2年前にも参戦し、スプリント→マイルと微プラスで迎え、最後は「血統ビーム」で有名な亀谷さんの予想に乗っかって行くつもりだったものの締切間に合わず。結果三連単ズバリの神予想だっただけに…という悔しい思いでがあり、今回何とかリベンジに成功!!
香港は頭数の割りに傾向が比較的掴みやすく結構相性も良い方なので来年以降も積極的に参戦して行きたいところです。