266件のひとこと日記があります。
2020/12/20 18:00
≪朝日杯FS ・回顧2020≫
01着☆グレナディアガーズ
父Frankelに母は米GIホース。デビュー前からそれなりに評判になっていたが、初戦,2戦目と気性的な問題もあってか中々噛み合わず。しかし、前走の未勝利戦で見せた勝ちっぷりが鮮やかの一言。高速気味の馬場とはいえ阪神1400mの2歳タイレコードで駆け抜けた脚力に光るものを感じた人も多いはず。1600mはギリギリの距離かと思われるが、2戦目で1.2秒も離されたレッドベルオーブを見事に大逆転。父の国内産駒といえばソウルスターリングやモズアスコットがおり、まともに走ればスケールの大きさでGI級まで登りつめるが、一本調子な面もあるので注文がつくタイプでもある。今回は、インスタントジョンソンじゃいさんや一部の方々が本命視しており、一発はあるかも!?と思っていたまさにその一発が炸裂した形。NHKマイルCまで突っ走って欲しい!
netkeibaPOG指名馬が2週連続GI勝つなんて正直嬉しい大誤算でして、応援の単勝馬券ぐらい買っとくべきでした(^^;
02着‐ステラヴェローチェ
競馬で一番嫌いな要素といえば「芝の不良馬場」。得手・不得手が読みにくいというよりも、走った後の疲労蓄積が半端ないという悪いイメージが常に拭えません。それでもこの馬の評価が2番人気と高かったのは、同じバゴ産駒のクロノジェネシスの晴れ雨兼用ぶりがあるのも重要なファクターなのでしょう。新馬戦も稍重でやや地味な勝ち方だっただけに、2戦連続の道悪を評価の対象外としてしまったのが大間違い。評判通りの脚力でバゴ産駒の底力を思い知りました。この馬自身、馬場不問で今後もGI級の活躍を期待出来ますが、有馬記念1番人気のオッズもさらに下がりそう。
【ワンポイント備忘録】
サウジアラビアRC勝ち馬は、これで朝日杯(3,0,1,0)
03着○レッドベルオーブ
能力は間違いなしも道中口を割って掛かり気味なのをなだめるのに必死な鞍上。よく3着まで持ってきた方でその辺が流石ディープインパクト産駒の底力。やはり馬主運の壁というかGIで勝ち負けするには至らなかった。気性的な成長が見られない限りGI戦線では厳しいか。
04着△バスラットレオン
札幌で上がり33.6の脚を使い勝ち切ったデビュー戦が秀逸。来週、ホープフルSで本命候補のオーソクレースもそうだが、洋芝の札幌で上がり33秒台というのは中々見られない数値であり、それを記録して勝った馬は次走以降も大注目すべきところ。かつてウキヨノカゼという牝馬が、キーンランドCで8番人気ながら33.5の脚を使って差し切った後、次走スプリンターズSでも9番人気ながら上がり32.8の鬼脚で3着に突っ込んできたのを鮮明に覚えている。
そもそも、札幌2歳Sではソダシを押さえて1番人気に支持されていた馬。3戦目は噛み合わず、今日も上位勢に紙一重で及ばなかったが、引続き人気にならないようなら狙い目かも。
09着◎ホウオウアマゾン
11着▲スーパーホープ
有力視していたデイリー杯組は結果的に反動もあったのか。アンカツさんのツイートが如実なので引用しておく。
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@andokatsumi
2020/12/20 PM4:37
レッドベルオーブは自分の時計だけ走っとる。同じ組やったホウオウの走り(反動あった)を思えば上手く立て直してたし、先着された2頭が強かったってこと。ホウオウアマゾンは追走に余裕がなかった。おっとりした気性で、急かして先行するのが良くないのかもしれないね。ローテ含め、改めて次走に注目。
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