266件のひとこと日記があります。
2021/04/06 19:46
≪大阪杯・回顧2021≫
01着▲レイパパレ
前々で競馬を出来るディープ牝馬といえば、同じ母の父クロフネでもあるカワキタエンカを思い出すがスケール的には相当上だったということか。ある程度の粘り込みは想定していたものの、千切ってしまうとは恐れ入りました。
ここで田端到さんのツイートより「阪神の道悪のG1で馬券になったディープインパクト産駒は、マリアライト、ミッキークイーン、スマイルカナと、ほとんど450キロ以下の小型の牝馬。」まさにこれ!タフ馬場には馬格が必要かと思いきや、素軽さが肝となる辺りにディープ産駒の奥深さを感じる。今後は、人気して目標にされてどうかだが、それでもクロノジェネシスなんかと勝ち負け出来るようならダイワスカーレット級!?
02着−モズベッロ
この馬が2強をアッサリ交わせてしまうレベルにまで馬場が悪化することを想定出来たかどうかが今レース最大のポイント。道悪巧者といえど去年の宝塚記念3着時は、前に5馬身・11馬身と離されていた訳で、それだけの差の中にGI4勝馬なら食い込めるだろうと思うのが当り前だが重馬場はそんなに甘くない。次走・次次走も阪神GIだろうが、タフ馬場で人気にならなければ…
03着○コントレイル
道悪に尽きると言ってしまえばそれまでだが、スケール的な成長がどうしても感じられない。2〜3歳時から相当な活躍をしていたディープ牡馬が急降下して行ってしまうことに最早驚きを感じることもなく、これも血の宿命なのかも知れない。次走、良馬場なら巻き返す!という見方が世間の大半を占めるだろうが、そこは思いっきり嫌ってみることにする。
04着◎グランアレグリア
酷評したコントレイルにすら先着出来なかったことが最大のショック。距離は関係ないものの、道悪でここまでパフォーマンスを落としてしまうとは…府中の根幹距離で復活する可能性は大いにあるが、想像していたレベルの怪物ではなかっただけに、一気に興味も妙味も薄れてしまった。
05着△サリオス
やはり同じ母でハーツ産駒とディープ産駒の双方繁栄は難しい。サラキアの最後が輝かしかった分だけ、この馬の活躍は期待出来ない。ハーツ産駒ならではの4歳〜5歳にかけて怒濤の成長曲線を描くことに望みを繋ぎ続ける人もいるだろうが果たして…。
重馬場も不良馬場も競馬は競馬だけど、多くの馬が力を出し切れなかったり、疲れが残ってしまったりしやすいのは残念でならない。道悪でも(むしろ道悪こそ)問答無用の強さを見せたメジロマックイーンやオルフェーヴルの偉大さが身にしみる大阪杯でした。