266件のひとこと日記があります。
2021/04/14 23:35
≪桜花賞・回顧2021≫
01着◎ソダシ
まさに殿良し!中良し!!終い良し!!!非の打ち所の無い競馬で完勝。ディープインパクト産駒が勝ちまくる超高速馬場も関係なし、むしろホエールキャプチャやアエロリットなどの実績通りクロフネ牝馬が高速決着への対応力も高いことを更に実証した形となった。次走オークスでは、そのクロフネ牝馬最大の難関ともいえる“距離の壁”が囁かれるだろうが、競馬センスの高さで同世代相手なら再び勝ち負け必至とみる。先行して33秒台の脚でまとめられる馬というのは、過去ダイワスカーレットしか思い浮かばず、あの領域まで登りつめる可能性を感じる一冠目でした。
02着○サトノレイナス
かつて“外有利”と言われた阪神マイルコースでも、出脚鈍めの馬にとって大外というのは流石にやや厳しい条件だったか。阪神JFのハナ差に続くこのクビ差は、馬主である金子さんと里見さんとの決定的な差とも言える。それでも、サフラン賞から見せ続けている鬼脚は、紛れもなくGI級のそれであり、いずれ戴冠する時も来るはず。ダイワスカーレットに負けたウオッカのように「ダービー挑戦」なんていう噂も流れているが果たして!?
03着‐ファインルージュ
トライアル向きと言われて久しいキズナ産駒ながら馬券圏内まで持って来られたのは、父の父ディープの為せる業か、或いは“牝馬の福永”とも言われる鞍上の手綱捌きによるものか。
04着▲アカイトリノムスメ
流石の金子さんの神通力をもってしても、馬券圏内までは届かなかったが良い競馬をしている。ディープ牝馬は成長力も持続しやすいので、これもいずれはGIで勝ち負け出来るレベルに上がってくるかも知れない。
08着☆エンスージアズム
15番人気はあまりにも人気無さ過ぎ。大舞台に滅法強いディープ産駒の底力で一発あるかと期待していたが、現時点では力負け。素質は高いはずなので、引続き人気しないようなら追いかけてみたい。
何といっても注目すべき点は、1〜3着馬すべてが【休み明け・ぶっつけ本番】での参戦だったということ。クラシック路線においてローテーションという概念や過去データは殆ど覆される時代であることを強く認識。
馬券的には最も人気のある所が来て微プラスも御の字。キズナ産駒を拾うには、それなりに手を拡げなければならないので、ここも三連系復帰のタイミングではなかった。単・複・馬連・馬単でコツコツと!