99件のひとこと日記があります。
2013/06/05 17:10
安田記念のその後
安田記念のその後
あんまり人の悪口みたいな事を書くのもなんですが、どうもムシャクシャするので…
安田記念後の陣営のコメントがちょっと…
>「レースはいい形で流れて、直線向いた時にはこれなら行ける!と思いました。あと1ハロンのところでショウナンマイティがいい脚でやって来たけど、残り50mの辺りで勝ったと思いました。(安田調教師)
残り50mで、か。確かにその時点では岩田騎手の絶妙なプレイで勝負あったのタイミングだし…
>「岩田さんがうまく乗ってくれました。調教から考えて乗ってきて、教え込んだのが生きたと思う。賢いのひと言ですね」(岩本助手)と“チーム”での勝利を喜ぶ。
岩田さんがうまく乗ってくれた? 確かに勝ったんだから「上手く」乗ったのは確かだろう。でも、この助手はパトロールビデオを見てないのだろうか? あの直線での騎乗を含むレースでの騎乗を「うまく」と言い、それを「賢い」と言うとは…
>「着差以上に強い競馬をしてくれました。マイルのほうが道中で息を入れて走れる分だけ馬もラクだったようで、こちらが思っていた以上にダメージがありませんでした。レースの直後もいまもケロッとしていますよ」(安田翔助手)
これは完全にアウトだろう。
僅かな着差の2、3着馬にあれだけの不利を与えておいて、着差以上に強いとコメントするとは…。良識を疑うというか、普通の日本人の感覚からは考えられない。「他人に迷惑をかけない」という日本人の美意識を持った人間であれば、こんなコメントは絶対にしない。このコメントを求められたタイミングで、ダノンシャークやショウナンマイティに触れる必要はないが、それでももう少し被害を受けた陣営に対する気遣いはあってしかるべきだと思う。
今回の安田記念、岩田騎手の単独問題ではなく、陣営全体のスタンスが結局は「勝てばOK」という方向だったというわけか…
ロードカナロアの強さは本物だし、それを育て上げた陣営の手腕は素晴らしいと思う。また、「どんな手段を使っても勝つ」という勝負に対するシビアさは、馬を預ける馬主にとっては頼もしいかもしれない。
ただ、安田厩舎がこの先も今のスタイルを通すつもりなら、近い将来必ず痛いしっぺ返しをくらう気がする。他の陣営だってやられっ放しにはしないだろうし、騎手だって「やられる前にやる」と覚悟を決める人間も出てくるだろうから…
ps
ちなみに、安田記念は馬券は取ってます。ダノンシャークの複勝、ワイド、3連複。ダノンシャークは連対までは無理だと思ったけど、3着くらいはありだと予想したので。頭に考えてた馬が撃沈したので、収支はちょい浮き程度ですが。なので、決して馬券の怨み節ではありません。