思い出の宝塚記念

ひと昔の宝塚記念は善戦マン・古豪がＧ１初制覇のためのＧ１でした。
スズカコバン、スズパレード、メジロライアン、マーベラスサンデー、メイショウドトウ、ダンツフレーム、アーネストリー。

好レースだったのはマーベラスサンデーが勝ったレース。
サクラローレルとマヤノトップガンは回避したものの、
バブルガムフェローとタイキブリザードが出てきて３強対決。
武豊騎手が末脚を研ぎ澄まして差し切って勝利。そして、レース後故障判明。
この１戦に初Ｇ１制覇をかけて究極の仕上げをした結果でした。

もう１つ。グラスワンダーが勝ったレースも印象的。
天皇賞・春を圧勝してここもステップに凱旋門賞へ向かおうとするスペシャルウィークを
ぶっちぎっての勝利。
マーク屋的場騎手の真骨頂でした。
スリムなステイヤーだったスペシャルウィークと筋骨隆々のグラスワンダーの名勝負は
暮れの有馬記念へと続きました。

サイレンススズカの勝ったレースは南井騎手騎乗でさほど思い切った逃げでもなく、
ぶっちぎりでもないので、さほど印象的ではありませんねえ。