思い出の桜花賞

桜の樹の下を駆けていくシーンが印象的な桜花賞。
思い出の桜花賞といえば、未だに史上最高の桜花賞とも言われる１９９１年のレース。
５戦５勝、無敗で重賞２勝のイソノルーブルが１番人気
６戦４勝、牡馬混合マイル重賞２勝のノーザンドライバーが２番人気
６戦３勝、重賞２勝で武豊騎手鞍上のスカーレットブーケが３番人気
３戦３勝、チューリップ賞勝ちのシスタートウショウが４番人気
７戦３勝、牡馬混合重賞２勝のミルフォードスルーが５番人気
イソノルーブルは松永幹騎手、ノーザンドライバーは岡騎手、シスタートウショウは角田騎手
と若手騎手が人気馬に乗った

阪神競馬場が工事で京都競馬場での開催。この日のために２コーナー奥に桜の木が植えられる。

レース前にアクシデント。
何と１番人気のイソノルーブルが落鉄したにもかかわらず鉄の打ち替えができない。
（あとで鉄を打たずにレースを走ったことが判明）
それでも、４コーナーで有力４頭が並んで、さあ、直線！
ところがここからシスタートウショウが独走。名勝負にならず、まさかの圧勝。そして桜花賞レコード。
さらにビックリは２着のヤマノカサブランカ。大万馬券です。

イソノルーブルはその後のオークスで逃げ切り、シンデレラストーリーを完成。
スカーレットブーケはダイワメジャー・ダイワスカーレットを輩出する名牝に。
ミルフォードスルーも、ランフォザドリームを輩出。

おまけにアネモネＳ勝ちで当レース７着のタニニクリスタルの子にダービー馬タニノギムレット。

みんな頑張りました。すごいレースでした。