競輪
61件のひとこと日記があります。
2015/01/26 19:29
ゴールドシップの敗因（ＡＪＣＣ）
ゴールドシップは、跳びが大きく、最後までフォームを崩さないため、追ってバテないという馬です。
私のラップ理論で分類するならば、平坦ラップ型（平坦型）です。
２２００ｍの成績は(2 0 0 0)
中山コースの成績は(2 0 2 0)※ＡＪＣＣ以前
数字だけを見れば、他の追随を許さない中山巧者で、２２００ｍは最適。たとえ５８キロでも負けようがない条件に思えるでしょう。
しかし、２２００ｍの２勝は宝塚記念、中山の２勝は皐月賞（内回り）と有馬記念（ド平坦ラップ）です。
12.6 - 11.7 - 13.4 - 13.2 - 12.1 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 11.4 - 11.2 - 12.0
今年のＡＪＣＣは、前半に１３秒台が２回出現する後傾ラップ。平坦型のゴールドシップには厳しい流れでした。
中山外回りは向こう正面のストレートが極端に短く、跳びが大きいゴールドシップには厄介なコースです。
ゆったりとした造りの阪神ならば、どう乗ろうが勝てたかも知れませんが、中山は違います。ゴールドシップといえども、乗り方ひとつで順位を落としてしまうのです。
強引と思えるくらい押して、１角までに好位を確保すれば、勝機を見いだせたかも知れません（ペースが遅くなることは予想できたはずです）。
もうひとつ、ゴールドシップは、間隔を詰めて使うと良くないタイプで、ダービー（５着）や春天（５、７着）のように、激しいレースをしたあとには、パフォーマンスを落としています。
菊花賞を除くＧ�犠〕�は、前走から８週以上の間隔を空けていたという共通点があり、そのどれもが圧倒的パフォーマンスでした。
ゴールドシップは全身を使った大きなフォームで走るため、疲労が残りやすい、と考えられます。
ゴールドシップは、好走、凡走の傾向がハッキリと出る、分かりやすい馬です。
癖を掴めていない騎手と調教師が、ゴールドシップを迷走させているに過ぎません。
しかし、その強烈すぎる個性が、ゴールドシップの魅力でもあります。
- ゴールドシップ
