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2016/03/02 01:08
弥生賞
パドック写真掲載の5頭では、リオン、エア、マカの人気3頭、ベタベタですが良いですね。
較べてタイセイとヴィガーの2頭、悪くはないけどやや落ちるかな、といった印象。
筆頭はリオンディーズ。
この仔でいきます。
人気3頭はどれも良いと思います。
でも、今回は実績でも頭一つ抜けてるリオンに逆らうことはできません。
前走、エアの庭と思える条件で能力の違いを見せつけた上、今回の条件変更。
この条件、体型的にもリオンに有利と見ます。
さらに今回はいきなりの好仕上がり。
本番に向けてお釣り残さへんでエエのん?って感じるほど。
毛艶はピカピカだから、まさかガレてるってわけじゃないとは思いますが…。
リオンについては以前、エピファネイアに何となく似てると書きました。
が、訂正します。
エピファはこの仔のような長腹短背ではなかった。
お母さんともちょっと違う。
自分は、大枠のバランスがキンカメとかなり近いように感じました。
筋肉の感じは違うように思いますが。
お父さんの神戸新聞杯の時の写真が比較しやすいです。
両親の競走馬生命は、共に不運な形であっけなく幕を閉じました。
それだけにこの仔には、無事に活躍する姿をできるだけ長く見せ続けて欲しいものです。
次、エアスピネル。
この仔は相変わらずパワフルな馬体。
バランスよい骨格に、これだけの筋量を柔らかみも保ちつつ纏えている点が素晴らしい。
でも、トライアルの今回は兎に角、中距離以上のG1で時計勝負になった時にどうか?
以前の繰り返しになりますが、少し造りが逞し過ぎるように感じます。
マイル以下やダート戦なら寧ろ安心感に繋がるボリュームなのですが。
とは言えよくよく考えると、逞しくても距離もった馬って結構いたような…
アドマイヤジャパンとか、アドマイヤメインとか、スイープトウショウとか、エイシンデピュティとかとかとか…汗
エアも血統が距離問題なしときてるから…こなしちゃいそうですね。
まあ、マイル前後がベストとは思いますが。
何でも週末の天気がイマイチなんだそうで。
パワーは間違いなくある馬。
時計が掛かる馬場になれば、リオンにリベンジする目も出てくるかもしれません。
そしてマカヒキ。
この仔は初見。
ディープ産駒らしい柔らかさと軽さが全面に出た馬体です。
パッと見のバランスも中々のもの。
ただ、厩務員を基準に良く良く観察すると、少し違和感が。
大枠のバランスでは、正直なところ前記2頭に劣る点があります。
頭がやや高い走法であることは、これと無関係ではないように思います。
ただ二戦目では背腰がしっかりしてきたのか、頭はまだ高いものの、より全身の連動性が高まったフォームに改善しているように感じました。
2歳初戦でかなり速い走破時計とともに、非凡な上りも同時に記録しています。
これには驚きです。
それほど調教で苛め倒さなくてもそういう時計が出たとなると、心肺能力も相当高いことはほぼ確定的。
また、かなり早いピッチが刻める仔なので、馬場に対する順応性も高いタイプに思えます。
現状、対リオンは未知数でも、対エアではこちらの方が優位であるような気がしてなりません。
残り2頭について。
タイセイの方はエンドスィープ系の味も出ていて好みのタイプなんです。
どちらもパワーがありそうで中山は向くように思います。
おそらく出走権を掛けて共にしっかり仕上げてくるでしょう。
2頭からどちらか選ぶならタイセイに期待したいです。