いまさら…スプリングS回顧＆高松宮記念

ロードクエストの敗戦は残念でした。
一週前の馬体からは順調な調整ができているように見えたんですけどねぇ。
ちょっとパンチ力不足は否めない、そんな印象を受けました。
坂で勢いが鈍った？あたり、後肢の甘さの影響があったということなんでしょうか？

良馬場発表とはいえ、力のいる条件だったことはタイム面からも明らか。
スピードの絶対値を争う競馬にはならなかったわけですが、それは事前に分かっていたこと。
馬券的にはマイネルも買っておくべきでした…。

勝ったマウントロブソン、たしか産経のPOG攻略本で大きく扱われていたような…。
母からの影響を感じるちょっと武骨な感じの馬だったと記憶しています。
誌面には美辞麗句が並んでいましたが、自分にはさほど魅力的な馬には見えませんでした。
これまで2歳春のPOG取材後に激変した仔をたくさん見てきました。
この仔もそのクチかもしれません。

とはいえフォトパのみの視点から言えば、現状、「スプリングS組で弥生賞の上位3頭に対抗しうるのはロードクエストのみ」という評価は変えるつもりはありません。
ロブソンは皐月のフォトパには間違いなく掲載されるでしょうから、いまから公開が楽しみです。




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宮記念については良く分かりません。
スプリンターの馬見は苦手です。
千二や千四にフィットする馬の定型が分かりません。
このカテゴリー、骨格のバランスが少々不自然でも走っちゃう馬が沢山いるように感じます。
ほかの馬見もクソな自分ですが、スプリンターはお手上げです。

とはいえ今回の面子では、ウリウリやハクサンムーンが普通に良い馬だと感じます。
サクラゴスペルなんかも前半身の造りに気に食わない部分はあるけど良く見えます。
こんな馬たちが毎回勝つようなら苦労はしないんですけどねぇ。

逆にミッキーマイルがあれほど走るの、なんででしょうか？
全然わかりません。
後肢は良い感じ。
個々のパーツの出来に不満はあっても全体的なバランスは良い。
でもです。
この仔、なんというか…スケール感が決定的に乏しい、そんな気がするんですよねぇ。
見た目だけなら13年産の弟の方が立派だと感じます。
ミッキーマイルについては、内面的素養によほど秀でたモノを持ってるんだろうと。
そう自分を納得させてます。