142件のひとこと日記があります。
2011/12/29 19:23
備忘録1
11.12.28(水)のダローネガ板への連投の際、自重した思いを文章に書き起こしてみました。
あちらでカキコを重ねるのは気が引けるので、この場に書き込むことにします。
一個人のひどく偏った意見ですので、興味のある方だけご覧下さい。
?馬質と騎手、そしてファンの応援のあり方に係る話の続き?
僕は着順への人馬の貢献割合は、「騎手3 馬7」と考えています。
以前、この手の疑問に対するジョッキーの返答を眼にしたことがあります。
若干数字は前後してるだろうけど、これと似たような割合だったかと。
これ、ようは「乗り手の技術も大事だけど、馬の能力の方がもっと大事だよ」と彼らは考えてるってコトですよね。
勝ち負けを一番問われるてる人間自身がこう実感してる。
このことは、競馬素人の僕らは真摯に受け止めなきゃならないでしょうね。
乗り物の質が成績に影響する競技は他にもあります。
モータースポーツなんかはその最たるものです。
思いつくところではF1、CART、ツーリングカーなどがその代表ですね。
基本、違いは乗り物が機械か動物かということだけ。
競技の本質は、競馬と全く同じです。
「ゴールラインを一番で通過した者が勝者」
これが大原則。
勝つためには有利な位置取りがあり、それを巡る駆け引きが展開されるところも競馬と同じです。
F1を例に取ると、1周あたりのタイム差はトップチームと下位チームでほんの数秒。
同じ性能の車に乗ってるチームメイト同士なら、コンマ数秒差なんてことも日常茶飯事です。
1周数kmもの長?いコースを走っても、ドライバーの技術による差はたったこれだけ。
強烈なGに耐えながらミリ単位でペダルやハンドルを操作し、スピン一歩手前の限界領域で車を走らせる。
こんなハイレベルなことをやってても、差はたったこれだけしか生まれない。
だからモータースポーツでは、腕の良いドライバーが弱小チームから強豪チームへ移籍した途端に連戦連勝なんてケース、掃いて棄てるほどあります。
また、その逆もしかり。
弱小チームに都落ちした途端勝てなくなるってこともザラです。
そのぐらい車の性能が成績に直結してきます。
「乗り物を操作する人間以上に乗り物の質自体が勝負を左右する決定要因になる」
このことは、乗り物競技全般の共通原則だと僕は思います。
(もちろん自転車競技などの人力モノは除きます)
(→次に続きます)