競輪
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2012/03/27 00:05
馬体を研究しだしたワケ�◆ 膳貪�での挫折〜
当初、僕はダビスタ仕込みの幼稚な血統論でＰＯ馬を選定していましたが、そんなもので競馬マニアのメンバー相手に勝ち組になれるはずもなく…翌シーズンから血統評論家の推奨馬＆ＳＳ固めというセコい作戦に鞍替えしましたｗ
作戦の成果はまずまずで、このシーズンは少しだけ良い目を見ることができました。
ただ他人が推奨する馬を指名するという戦術は実に味気なく、ＰＯＧの楽しみという観点では、負けた年の方がはるかに充実していました。
今思うと、当時僕が選んだ戦術は、競馬の醍醐味である馬券予想を他人に丸投げするに等しい愚行だったように思います。
その後、前述したルール改定もあって再び負け組みに転落。
この期に及んでようやく自分のＰＯＧ力の無さを自覚し、戦術を抜本的に改める決心をしました。
そこで最初に取り組んだのは血統論でした。
でも、これは僕の性には合いませんでした。
血統表を見ていると、直ぐに眠たくなってしまうのです。
血統書の記述もいまいちピンときませんでした。
例えば良く見かける「○○と▲▲の相似クロスがクラシック向きのスタミナを補強」なんて記述。
こんなのを見るたびに「サンプルの数まで精査した統計的に本当に有意なクロスなのか？」といった具合に理系人間の悪いクセでつい疑ってしまうのです。
それにたとえ有意であったとしても、そのクロスの効果が気になってる馬に発現するかは別問題。
走る確率が若干高い、それだけしか言えません。
「○○産駒は道悪得意」なんていう適性に係る傾向論もそう。
「道悪はサドラー系」は馬券で必須の格言ではあっても、その形質を受け継いでいない仔は必ずいるワケで…。
このように血統に基づいた指名馬選びには、「家柄を見て人を見ず」的な印象というか、個体の真の姿を直視していないような印象を僕は受けました。
そもそもＰＯＧでは賞金を稼げる馬がエライのであって、この部分さえブレていなければダート馬であろうが短距離馬であろうが戦力として見た場合の価値は、クラシック候補になるような馬と違いはありません。
馬券術としてならいざ知らず、適性や有効なクロスを知っていたところでどれだけ当たり馬に近づけるのだろう？
こんな思いが募り、血統論はある時を境に投げ出してしまいました。
