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2012/04/14 21:06
桜花賞の反省
ジェンティルドンナの強さには恐れ入った。
全体時計、上り3Fとも近年では最遅。
時計面では全く評価できないけど、勝ちっぷりが良かった。
まずは完勝といえる内容だったと思う。
ただ、パンパン馬場でコースバイアスがあそこまで酷くなかったら、結果は違っていたかもしれない。
あの週の芝レースでは外枠発走馬が大活躍。
内枠で連対してたの、玉石混合の未勝利戦を省けば8日9Rのベストクルーズだけだった。
この娘については阪神JFで3着に入ったほどの実力馬。
しかも道悪ドンとこいのクロフネ産駒。
内枠発走うんぬん以前に、実力通りの順当な結果だった感じ。
ちなみにあの週の連対馬には、道悪成績が良い種牡馬の仔が他レースでも目に付いた。
話が脱線した。
とにかくあの週は外枠発走が有利だったこと、コースバイアスが存在したことはまず間違いない。
それもかなり酷いレベルで。
絶好の出来に見えた内枠エピセが1400m標を超えた途端に一気に失速したのは象徴的だった。
マイルは少し長いとは思っていたけど、ブリブリのスプリンターには見えない彼女だけに、あの止まり方は想像以上だった。
やはり今年の桜花賞は、ジェンティにとって最高の条件が揃っていたように思う。
次はオークスに向かうそうだが、やはり距離適性には疑問を感じる。
距離が延びるほど馬体バランスの重要性が増すからだ。
ジェンティはこの部分で少し物足りなさを感じるだけに、彼女の次の着順がどうなるか?
興味は尽きない。
ジョワドヴィーヴルとサウンドオブハートがオークス戦線から故障離脱。
桜での着順が最高のパフォーマンスを発揮してのものではなかったことに不謹慎ながら安堵している自分がいる。
とはいえオークスで彼女らの走りが見られないのは残念だ。
ジョワは6ヶ月以上の休養とのこと。
完成度の遅れが目立っていただけに、この休養を飛躍への足掛かりにしてもらいたい。