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2012/05/29 20:43
ミッドサマーフェア
なんでもレース中に故障してたらしい。
手前を変えたときにやってしまったとか。
あれほどの好馬体。
調子も良さそうだっだ。
それだけに不可解な凡走と感じてたけど、これで少し納得。
もっとも故障してなくてもジェンティを逆転できたかどうかは分からないけど、この娘は本物だと信じてる。
復帰後の活躍に期待したい。
それにしてもJRAの馬場管理、もう少し何とかならないものか?
ミッドの故障は別にしても、トーセンジョーダンが球節炎で宝塚回避とのこと。
春天後に脚がパンパンに腫れたそうで、回復が思わしくないらしい。
いつぞやの新潟開催で例年以上の高速時計が連発した時があった。
あの時も出走馬の脚元が腫れる現象が結構あったとの記事を、最強の法則かなにかで目にしたことがある。
京都・東京開催に替わってからやたら速い時計が連発してたけど、潜在的なプチ故障馬がたくさん出ていそうだ。
JRAが走路のアンジュレーションを少なくする方向での管理を突き詰めることで、故障馬の発生を抑制しようとしていて、昔に比べて統計的にも結果が出ていることは知っている。
ただ一方で、馬場の硬さと脚元に加わる衝撃が相関していることもあきらかで、硬い高速馬場を走った後、先に挙げたような現象が増えることも経験的に知られている。
現状の馬場管理の限界をこういったニュースを目にするたびに感じてしまう。
馬場管理には多大なコストがかかるだけに、盲目的にJRAを責めるつもりはない。
でも、欧米でやられている散水なんかは、実施がそれほど難しいとは思えない。
馬場硬度の定量的な観測を行い、数値に応じて散水するぶんには、散水量を間違えて意図せず馬場を悪化させる事態も避けられるはず。
馬券売り上げが減り続けている現状、ファン獲得のために見えやすいところ…競馬場の改装やアイドルイベントなんかをやるのも分からんでもない。
ただ、競馬は馬あってのイベント。
強い馬が多数出走するレースほどファンの注目度は上がり、売り上げも伸びる。
馬が最高のパフォーマンスを末永く発揮させられる舞台を整えてやることは、ファンにも馬主にもプラスになる作業であり、それによって売り上げが改善する可能性があることも、JRAには忘れないでいて欲しい。