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2012/01/29 11:59

ワールドエースその2

勝ち馬と同じ位置で勝負してたら伸びなかったかも?
僕はそうは思わない。
学生時代所属した陸上部では毎日土のグラウンドを走らされた。
そこでの経験では、ランニングシューズとスパイクシューズ、ジョギングレベルの走りでは両者のグリップ力の違いからくる蹴り脚の「抜け感」に違いを感じることはなかった。
ところが、全力疾走するとランニングシューズでは明らかに足裏が滑る感覚があったことを覚えている。
あのグラウンドは一定以上の負荷を境に靴底との接触面の土がすべりを生じる、そういうトラックだったワケ。

物理学的視点で考えると、競馬場の馬場でも似たような現象が起きていてもおかしくない。
若駒Sの道中はとんでもないスローだった。
馬場は悪かったが、あそこまで緩いペースなら目一杯の蹴り(エネルギー)を馬場に加える必要は、本気走りになった直線以外なかったハズで、そのぐらいの力で蹴り上げるぶんには馬場もそれなりの地耐力、つまり反発力を発揮していた可能性がある。
ようは道悪馬場でスタミナを消耗するのは、馬場の崩壊限度以上の力で蹴っぱり続けなきゃならないようなペース(=常に激しくスリップしながら進むようなペース)での走りにおいて覚えるのであって、今回のようにハロン13秒が5本も入るような調教レベルのスピードなら、スタミナの消耗は道悪馬場であってもそれほどでもなかったように思う。

若駒Sは京都内回り。
コーナーを回りながら加速しなきゃならない。
スムーズに加速できる東京ですら直近10年間での最速が33.4秒のところを、より厳しいコース、条件で33.0で走れなきゃ勝てなかったレース。
こんな芸当、ディープインパクトでも無理かもしれん。
で、それができなかったら「馬に力がない」だって?
そりゃエースをサイボーグにでもしなきゃ無理だw

ワールドエースにとって厳しい結果にはなったけど、見限るにはまだ早い。
と同時に、良馬場での上位クラスとの対戦がまだないディープブリランテについても、騒ぎすぎの感が否めない。
アンチさんには次戦で養分にならないことをお祈りするばかり…。

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