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2012/08/10 21:27

やっぱり兄弟

レッドアリオンの写真を久しぶりに見た
この仔は写真ごとで印象が結構違って見えるのだけど、5月、6月についてはだいたい同じ感じに写って見える。

これら直近の写真を見る限り、1つ上のクラレントにかなり似てきたように感じる。
少し長めで直線的な背中回りの造りなんかを見ると、ああ兄弟なんだな、って思う。
目立つ違いはお尻の形と大きさぐらいか?
アリオンの方がやや見劣りする印象。
ここまでの成長を「良」ととるべきか、「否」と採るべきかは悩ましいものの、現状、強いて言えば後者の思いの方が強い。

2歳時のクラレントは橋口さんに腰が甘いなんて言われてたけど、それが後半身の弱さによるものだったとは到底思えない。
2歳春の時点であの仔が逞しい後半身をもっていたことは、同じPOG誌面上の他馬と比較すれば明らかだし、朝日杯FSのパドック写真でも、しっかりしたお尻や枝の持ち主あることがよく分かる。
では、なぜ橋口さんにそのような評価を頂いたのか?
この疑問に馬見の核心の1つが隠されているように感じる。

以前のエントリーでアリオンに抱く懸念を記したが、あれはこの疑問に対して立てたある仮説が評価の根拠となっている。
仮説については、POG注目馬の何頭かを使って検証中なのでまだ明かせない。
兎に角あのクラレントですら腰が甘いと言われたのに、アリオンのあのお尻で果たして十分な推進力が得られるのだろうか?
仮に首尾よくOPクラスへの出世に成功しても、兄がそうだったように、世代トップクラスとの瞬発力争いでは、後手を踏む気がしてならない。
兄達の成績を超えるには、内面的素養で彼らを一歩上回っていることが絶対条件だろう。

来週あたりから本追い切りが始まるのだろうけど、ここでアリオンがどのような走りを見せるのか?
まずはそこに注目していきたい。

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