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2012/09/01 18:49

札幌2歳Sの回顧

良いレースでした。
コディーノ、強かったですねぇ。
枠やコース設定に恵まれた側面はありましたが、比較的消耗度の高いレースであのような走りができたということは、内面的素養も一流ということなんでしょうね。
現状の眼力では、これほどの能力を秘めてることまでは見抜けませんでした。

道中における他馬よりも頭一つ高いフットワークに、現状の骨格バランスの影響が見てとれます。
ただ、それでも最期までしっかり伸びましたからね。
骨格の不安を補って余りうるほど後半身が強靭なのでしょう。
この不安が解消されてくるようなら、ダービーでの好勝負もより現実味を増してくるはずです。

ラウンドワールド、惜しかったですねぇ。
期待通り4コーナー出口でうまく取り付いたんですけど…。
コディーノよりも1ハロン早く仕掛けた分、最期は手応えが無くなってしまいました。
札幌の外枠発走ですから、ああいう競馬になったのは仕方ありません。
運がありませんでした。

小柄なこの仔があれほどのスピードを持っていることは、ストライドがそれだけ大きいことの所作。
フットワークを見ても、ピッチ走法ではないですからね。
骨格を見てもそう。
あのような走法でコーナーを速く駆けるのは物理的に考えても不利なわけで、中央の広いコースになれば末の破壊力はさらに増すはずです。
コディーノとの勝負付けはまだ済んでいないように思います。

それにしてもコーナーで一気に捲くっていく際に岩田くんが見せたスクワット乗り、あれにはハラハラしました。
馬の肢関節は基本、横方向への柔軟性には欠けます。
ウンコ座りした瞬間、通常よりも大きい瞬間荷重が脚に乗っているはずですが、横Gが掛かる中であの動きをするのは、怪我のリスクが増す恐れがあります。
クラシック出走を万全にしたかったとはいえ、アンジュレーションも増えているであろう最終日の馬場でああいう乗り方をした…。
未来ある若駒に対する騎乗としては少し疑問が残りました。
スクワット乗りの効果については一応、認めてはいるんですけどね。
出すタイミングは考えて欲しいなと(汗)

トーセンパワフルについては、やっぱりあんなものじゃないでしょうか?
調教量が足りなかったのかもしれませんが、やっぱり見た目がアレでは…
この仔が活躍できるかは、前半身の骨格バランスの良化にかかっているように思います。

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