これはちょっと…

今日、京都芝2000m新馬戦にＰＯＧ注目馬のトゥザレジェンドとサンライズシルバーがデビューします。
期待通り調教内容はまずまずで結構期待している訳ですが、今回はいつも以上に勝てる気がしません（汗）
というのもラストインパクトが出走してくるからです。
この仔、もしかしたら相当走るかもしれません。
もちろん調教で動いてるからそう思うんじゃありません。
とにかく馬体がいいんです。

この仔の馬体は赤本の7ページで確認できます。
かなり緩い体で見栄えしないけど、バランスが抜群なのは一目瞭然。
ほかの要素も悪くはなさそう。
赤本を手に入れて最初の流し見で当然ながらチェック印が入りました。
でも、最終リストに入れることは出来ませんでした。
というのも、すごく背の低い馬に見えたからです。

僕は体重が多少軽いことは気にしません。
ポイントはあくまでも体高。
ようは脚の長さが一定水準以上であって欲しいと考えているわけです。
サラブレッド父系の三大始祖は、どれも当時のライバルよりも背が高かったそうで、着想のヒントはここから得ています。
スピードはピッチ×ストライドで規定されますから、この片方にかなり影響するであろう脚の長さについては妥協できひん、という訳です。
最近は｢軽い馬｣の活躍が目につくようにはなりました。
でも、それらには｢薄い馬｣が結構含まれているようなので、彼らの体高は馬体重からくるイメージほど小さくはない気がします。

で、ラストインパクトですが、赤本の写真を見ると、引き綱をもつ厩務員さんの手が馬銜にかなり近いところにあります。
厩務員さんの手しか写っていないこのような写真だと、気性面に問題があって気の抜けないタイプであるか、ポニーみたいにちっこいタイプであるかなどの可能性が疑われます。
前者ならまだ良いのですが、後者だと致命的です。

参加ＰＯＧでは同一種牡馬は2頭までしか指名できません。
好馬体の持ち主が多いディープ産駒では一次選考で引っ掛かる数が多いので、どうしても選考基準を厳しくして事務的にふるい分けせざるを得ません。
こんな事情で、致命的欠点を抱えている恐れのあるラストインパクトを最終リストまで残すわけにはいきませんでした
が、今回のレースの予想にあたり、下調べをしていてビックリしました。
この仔、春の段階で既に490kg、体高160cm以上もあったそうです（汗）
ちょっと深堀すれば掴めた情報なだけに、それをしなかったことが今になって悔やまれます。

これだけ褒めておきながら蓋を開けたら1勝どまりでしたチャンチャン♪
なんてことは僕の馬見では日常茶飯事。
予感があたるかどうか、出走を楽しみに待ちたいと思います。



（追伸）
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