142件のひとこと日記があります。
2012/12/21 00:25
おまけ
先のエントリーで実際のパドックを見なアカンと書きました。
でも、パドックさえ見てればOKだとも思いません。
パドックにはパドックの、写真には写真の良さがあるように感じます。
「写真を見ただけで何がわかる?実馬を見なきゃ馬は分からない」といった意見をたまに目にするけれど、写真相馬だって案外捨てたもんではない気がします。
僕の場合、フォトパやPOG本のグラビア等による写真相馬と、パドックでの相馬(曳き運動の評価)は見るポイントが違います。
前者は骨格バランスや肉付きなどを、後者では柔らかみや蹴りの強さなどを見て
います。
公開中のPOG注目馬を叩き台に写真相馬の是非を考えてみます。
リストの活躍馬には評判馬が目立ちます。
でもこのリスト、マスコミや関係者の評価は基本無視して選馬しています。
デビュー時期や馬格、血統(といっても父・母父ぐらいしか見ませんがw)など、POG本巻末のプロフィール情報をサブ情報としては活用しました。
マスコミや関係者は平気で嘘をつく、これが僕の持論です。
15頭制のPOGに59頭もドラフト補欠要員を準備したあたり、僕の貧乏性が滲み出てますねw
お恥ずかしい…汗
それはさておき今現在、既デビュー馬の勝ち上がり率は50%弱。
期間末までに数頭いる未勝利超級は勝ち上がってるだろうから、最終的には60%ぐらいには届くかも。
少頭数なら紛れ当たりが起こり得るけれど、頭数が増えるほどそういった飛び値は均されていくもの。
かなりの数を選んでこの数字なら、そんなに悪くない気がします。
OP馬もボチボチ選べてますしね。
ちなみに参加POGの方は、ラインナップは明かせませんが(POG注目馬の面子からご想像ください)、未出走馬込みで最終的に例年並みの70%ぐらいに落ち着きそう。
同一種牡馬2頭まで縛り、早馬以外は調教観察不可といった条件下なら、こちらもまあまあな数字ではないでしょうか。
年明けに重賞で小銭を上積みできれば今年も勝ち組でフィニッシュできそうです。
写真相馬は実質、骨格と筋量の多少ぐらいしか判断できないと感じています。
それでも先に挙げた数字ぐらいは毎年コンスタントに叩き出せるんです。
骨格は車で言うところのシャシーやサスペンション。
これらが「終わった設計」では、いくら良いエンジン(筋肉やこれの活動を担保している心肺能力)を積んでいても、そのパワーが路盤に的確に加わることはありません。
写真相馬で使う写真は、全馬が同じポージング。
いわば規格写真です。
同じ「見え方」の馬たちを大量に比較できることは、
バランスの優劣を見る上で最高のメリット。
パドックでは動きは見れてもこうはいきません。
実馬を〜と仰る方々が、このあたりの重要性をどこまで理解されているかは甚だ疑問ですね。