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2012/05/28 04:06

ダービー観戦記

騎乗停止から復活してのダービー制覇は、その執念が実らせたものでした。
ゴール前の馬上の動きは、もがき苦しみながらの迫力でした。
なにか歌舞伎の一場面を観ているようでもありました。
岩田ジョッキー、おめでとうございます。

1000m通過が59.1は、早くもなく、遅くもない通過でしたが、すでに大変なことが起き始めていました。
平均の流れにもかかわらず、レースが縦長になっていたのです。
59.1では、もっと迫った展開でないといけなかったのです。
でもまだ、大丈夫ではあったのですが、3コーナーから4コーナーにかけて、第2グループ先頭の小牧J・岩田Jは、先頭2頭からわざと離されるようにペースをわずかに落とした作戦に、出たのですが、後続の騎手たちは、まんまとその罠にはまってしまったのです。
形は違いますが、天皇賞の大逃げと同様のことが起きていることに気づいていませんでした。
先頭2頭が4コーナーを回るときには、第2グループの前から5・6頭にしか、すでに優勝の権利はなくなっていました。
それだけ、1人気・2人気馬は、先頭から離され過ぎてしまったのです。
ワールドエースゴールドシップも直線で、いい脚は使っていたのですが、思うほど前との距離はつまりません。
1−3着は、4コーナーを回るとき、前にいた8頭の競馬で決着していました。
最速の上りで、ゴール到着した1・2人気馬は、掲示板に乗るのが精一杯でした。
しかし、ディープインパクト産駒が1・3・4着、ステイゴールド産駒が2・5着と上位を2頭の種牡馬の産駒が独占しました。
勝タイム2.23.8は、第3位になる好タイムでしたが、先週のオークスの2.23.6に及びませんでした。
つまり、3番手以下の位置取りが少し後ろ過ぎたことが分かります。
そう仮定すると、優勝タイムは、2.23.3前後になって、順位も少し変化していたかもしれません。
しかし、2012年のダービーは、夏日で好天気の中、ディープブリランテが優勝し、2着にフェノーメノ、3着にトーセンホマレボシが、ゴール前の伯仲を演出し、私の目にしっかり焼き付けられた1戦でした。
毎年観てきましたが、観る前も、観終わっても、また、毎年観たいダービーでした。

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