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2012/03/24 23:42

The Double 2

本日の第60回日経賞、12番人気のネコパンチが優勝。
12番人気、2番人気、1番人気という入選ですが、なかなかの高配当。
当てた方はおめでとうございます。
先週の第60回阪神大賞典では、12番、2番、1番の馬が人気を集めていたので、
嫌でも先週のオルフェーヴルのレースの一件を思い起こしてしまいました。
もっとも、ただの当てつけみたいなものですが。
こういったゲーム的な楽しみ方もあると思いますが、実際のところ、なかなか買えませんね。

さて、自分はときどきスパイ映画を楽しみます。
スパイ映画の古典といえば、ダブルオーセブン
改めて見直してみると、よく日本がフィーチャーされているのが解ります。
「You Only Live Twice(007は二度死ぬ)」は日本が舞台ですし、
Diamonds Are Forever(ダイヤモンドは永遠に)」では日本からストーリーが始まり、
「Moonraker(ムーンレイカー)」では日本人風の殺し屋が登場します。
特に、「You Only Live Twice」では、米ソの世界大戦を画策する黒幕が日本で暗躍します。

一連の映画を鑑賞して育った欧米のひとたちは、日本という国に対して警戒心を持ったかもしれません。
でも、こういった要素は、自分は必要だったと思います。当時は太平洋戦争終結からまだ数十年。
まだまだ日本という国が理解されていなかった時代だったと思います。
娯楽映画の中で、欧米から見た日本という国への警戒心を描きたかったのかもしれません。

かつて、米国の大学に在籍していたとき、自分は同じ寮の米国人に日本人への感想を聞いたことがあります。
彼は、日本人のことを「ライバル」だと一言で答えました。
「フレンド」ではなく、「ライバル」だと言った辺り、微妙な心理が伺えました。
そして、ストレートに答えてくれた彼に対して、自分は内心感謝しました。

「You Only Live Twice」が制作された頃も、自分が米国に居た頃も、そして今も、
多くの米国人は、日本人のことを「フレンド」ではなく、「ライバル」だと感じているのではないでしょうか。
日米安保うんぬんは別にして。
こういった割り切った考え方が、米国から日本を見たとき、柔軟性のある政策の立案を可能にしているようにも思えます。
半ば強迫観念的に日米関係を重視する日本人の政治的発想の方が偏っているとすら自分は考えています。

米国から帰国して年数が経ちましたが、自分としては、周辺諸国をドライに見ることを米国から教わったと思っています。
だから、例えば、朝鮮半島に対して日本がいつまでも保障すべきだとは断じて思わないし、
常に友好的になる必要も認めていないのです。
韓流を賛美する日本の芸能人はとても奇異に見えます。

また、日米関係についても、日米安保を絶対だと思ったことはなく、むしろ、
いつか、また日米関係が破綻するような事態があるとしても、あり得る話だとすら考えています。
ただ、自分は、ベトナム人に対してはとても感傷的です。
何故なら、彼等は、戦争に次ぐ戦争の道を歩み、あまりにも不幸だったからです。

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