47件のひとこと日記があります。
2012/04/07 02:29
イングリッシュスクール 2
日本から米国の大学に行くプロセスは様々で、どれが一番いいというわけではない。
直接米国の大学に入学する仕方も勿論ある。
ただ、実際に大学の授業が始まると、日々課題に追われ、英語自体を勉強する余裕は、基本的に無い。
そこで、イングリッシュスクールを一旦挟む仕方が取られることがある。
今、振り返ってみて、イングリッシュスクールはとてもおもしろい所だった。
初めて外国で寮生活を経験するわけだから、普通の日本人にとって、最初の頃はどんなものも新鮮に見える。
まして、多くのひとは、初めて親元から離れたことも手伝って、浮かれ気味になっている。
そこに加えて、多くのひとは、初めて韓国人等、外国人の集団と接するわけだから、勢いハイになる。
イングリッシュスクールとは、大抵の日本人にとって、単に英語を学ぶ場所というだけでなく、
初めて経験する海外生活の洗礼という役目もあった気がする。
そこには、日本で語学留学ジャーナル等をペラペラとめくっている内には決して理解できない世界があった。
当初はみんな日米の文化の違いをおもしろがっているのだが、結構すぐに異性問題が浮上してきたりするものだった。
自分が実際に目にして驚いたのが、多くの日本人の女性達が、あっという間にボーイフレンドをつくっていったこと。
それは、本当にすごい速さだった。
女って、たくましいんだな、と本心で思ったものだった。
また、日本人と韓国人とが付き合いはじめるケースもあった。
今でいう韓流のハシリなのかもしれないが、...当時は、他人の恋愛事情などどうでもよく、あまり考えはしなかったが。
ただ、韓国人の女の子は、日本人よりも積極的だな、とは感じていた。
現在、オーストラリアで、韓国人の女性との異性問題が話題になっているが、何となく解る気がする。
彼女たちは、セックスアピールがストレート過ぎる気がする。
また、韓国人の男性と話したりするときは、未だに太平洋戦争の頃の問題が根強く残っていたりするので、
それはそれで内心気を使う場面もある。
こういった面で、ひとによっては合わないと感じたりもするのだけれど、
自分にとって、イングリッシュスクールは、日韓の文化の違いに最初に接した場所であり、貴重な経験を積むことができ、
英語を勉強する上でも、素晴らしい場所だった。
授業の合間に書店をめぐって、米国人向けの英単語の本「Words You Need to Know」とかを探しては勉強したもの。
その頃覚えた語彙が、後々役に立ったのは、実感としてある。
...さて、いよいよクラシック第一弾「桜花賞」は目前です。
3.11以降、がんばろう日本!の声が駆け抜けた昨年。
今年はどんな年になるのか...楽しみです!