1584件のひとこと日記があります。
2016/03/01 11:52
第21回弥生賞
いよいよ弥生賞ですね。
前にも書いた事がある様に思いますが、私は数ある重賞の中でも弥生賞が1、2に好きです。
東西の有力馬が顔を合わせ、本当のクラシック候補が絞り込まれて行く・・・
これからの長いクラシック・ロードの序曲といった感じでゾクゾクしますね。
(近年は2歳初期から東西関係無く激突しますし、圧倒的に関西馬優勢が続いたので、昔の様な「東西初対決」といった感覚は殆どなくなりましたが。昔は「東のアローエクスプレス、西のタニノムーティエ」といった感じで目一杯盛り上がったんですよ!)
私がリアルタイムで見たのは第11回のカーネルシンボリからですが、最も衝撃を受けたのは第21回のシンボリルドルフですね。
この年は、3戦全勝のルドルフと4戦全勝のビゼンニシキが激突し、両方とも当時のNo.1ジョッキー岡部幸雄のお手馬だったため、「岡部はどちらに騎乗するのか?」で大変盛り上がりました。
実は私は、当時、ビゼンニシキ派でして、岡部ジョッキーがルドルフを選択した際、「岡部は貧乏くじを引いたんじゃないかなぁ?」なんて考えていたものです。
私と同様に考えた方々が結構多かった様で、当日も1番人気ビゼンニシキ、2番人気ルドルフだったんですね。
結果はご存知の通り、ルドルフがプラス18kgの馬体重をものともせず実に力強い走りを見せ圧勝、偉大なる7冠への道を歩み始めました。
私はこのレースで、「真に強い馬とはこの様な馬である」と言う事を初めて教えて貰った感じがしました。
勿論それまでも幾多の名馬を見て来ましたが、「どんなレースになっても絶対に負けない」と感じさせてくれたのはこのルドルフが初めてだったと思います。
流石だったのは岡部ジョッキーで、彼は当初からルドルフを選択する事が既定の事実だった様で、そのスタンスには全く揺るぎがありませんでした。(今考えれば当然過ぎる位当然ですが。この選択にもビゼンの成宮師との関係等、色々とドラマがありました。)
やはり、実際に乗っているジョッキーの感覚が何よりも正しい、と言う事もこの件で再認識しましたね。
この21回は、色々な面で本当に忘れ難いレースでした。
さあ、今年の弥生賞、リオンディーズかマカヒキか、エアスピネルの巻き返しか、はたまたダークホースの登場はあるのか?
いずれにせよ、「強い馬の強いレース」を是非見せて下さい!!
-
アッシュ☆さん
エルコンとグラスの対決も盛り上がりましたねぇ〜!!
今、思うと、「凱旋門賞あわやの2着馬」と「有馬記念2勝馬」の対決だったんですね・・・
それをぶっちぎったサイレンススズカ!!
キラー君もスズカ2世になってくれないでしょうか。。。 -
アッシュ☆さんがいいね!と言っています。
-
アッシュ☆さん
私も、それぞれの路線を圧倒的な強さで勝ち上がってきた者どうしの初対決。「本当に強いのはどっちだ?」的な戦いは大好きです。
本当にワクワクしますね(^^)
エルコンドルパサーとグラスワンダーの無敗対決となった毎日王冠なんかは今でも当時のワクワク感が忘れられません。(レースはサイレンススズカの独壇場でしたが(^^;)
リオンディーズとマカヒキの対戦、楽しみです! -
スイートデルマーの1990さんがいいね!と言っています。
-
かつげんさんがいいね!と言っています。