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2016/08/10 14:19
種付頭数
昔の名種牡馬は、年間多くても5,60、少ない場合だと40頭位に種付け頭数を抑えていました。
(勿論、人気が無くて繁殖が集められない訳ではありません。1970年代半ば〜1998年までは国内のサラブレッド生産頭数が1万頭を超えていて、現在の7000頭弱よりは30%〜40%絶対数が多かったのですから。)
ですから、当然、人気の高い名種牡馬の仔は馬主&調教師間での激烈(?)な奪い合いがありまして、それらの仔にはとても重みがあり、厩舎での扱いも極めて丁重だった様な気がします。
私が競馬を見始めた頃は大種牡馬ヒンドスタンの最末期でしたが、概ねヒンドスタンの仔は特定の厩舎(尾形藤吉厩舎や藤本冨良厩舎、武田文吾厩舎等の重鎮厩舎)に所属する場合が多く、本当に貴重な存在でしたね。
ヒンドスタンもテスコボーイも軽種場農協の種牡馬でしたが、トウショウボーイ登場以前のテスコボーイ産駒にはそれ程の偏りはなかった感じでしたが。
ヒンドスタンにせよ、セダンにせよ、テスコボーイにせよ、大体年間の競走馬になる頭数が30頭前後位だったと思われますので、各々1頭1頭大変に珍重されていました。
翻って、現在の社台スタリオン所属の人気種牡馬は、年間200数十頭の種付けを行い、産駒も100頭後半から200頭前後存在する訳で、昔に比べると、人気種牡馬の仔をかなり手に入れ易い状況にあると言えます。
しかし、「ディープの種付け頭数が250以上」とか言われますと、昔に比べると獣医学の進歩が如何に甚だしく向上している(だろう)とは言え、「本当に大丈夫なのかなぁ?」と心配になります。
取り越し苦労でしたら良いのですが・・・
でもサンデーサイレンスもまだまだ若い16歳で亡くなっていますので。。。
「もう10年、いや最低5年は頑張って欲しかった」との思いは消えません。
実際はどうなんでしょうか?
難しい問題だとは思いますが。
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オレファルコンさんがいいね!と言っています。
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アッシュ☆さんがいいね!と言っています。
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某オーナーブリーダーさん
やはりそうなんですか・・・
TOP種牡馬は生産界の財産ですから、1年でも長生きして欲しいところです。
いつ頃からなんでしょうかねぇ〜、こんなに多くの頭数を種付けさせる様になったのは?
社台スタリオンもノーザンテースト、リアルシャダイ、トニービンの頃はそんなに多くなかったと思うのですが。
やはり経済的な問題なんですかね? -
某オーナーブリーダーさんがいいね!と言っています。
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僕も同意見です。
論より証拠、社台で頑張っていた種馬が日高の某bスタリオンに移籍して年か60頭位の種付け数になると、目が生き生きしてます。その反面、社台系で200頭以上種付けした馬の5月後半は目がグロッキーですよ、 -
スイートデルマーの1990さんがいいね!と言っています。
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イル・ピッコロさんがいいね!と言っています。