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2016/08/12 18:57

【名人】武邦彦【ターフの魔術師】

「名人」武邦と「天才」福永洋が鎬を削った昭和の良き日々・・・
完全にひとつの時代が終わりました・゜・(ノД`)・゜・。

武邦ジョッキーの思い出には尽きる事はありません。

「魔術を使った」タカエノカオリの桜花賞
「3強が鎬を削った七夕ダービー」ロングエースのダービー
「天馬と名人の出会い」トウショウボーイの有馬記念

・・・しかし、武邦ジョッキーで一番記憶に残っているのは、やはりキタノカチドキとのコンビです。
寺山修司「競馬への望郷」には次の様な一節があります。

(ダービーでキタノカチドキに直線ヨレられて3着に敗れた事を受けて)
「菊花賞で再び、3コーナーでバカつかれたらどうしようか、と言う事が何よりも気がかりでした。何しろ500キロの力馬で、しかも一度ゴネだすと扱いきれなくなる馬です。1番人気でファンの期待を集めているだけに責任も大きいですからね。
わたしは、万一の場合は騎手免許を返して辞めるつもりで、免許書をふところに入れて、覚悟を決めて菊花賞に乗ったんです。それだけに、勝った時は嬉しかったですよ。」

現在のジョッキーでここまで腹を括って騎乗している人がいるでしょうか・・・
「名人 武邦」「天才騎手 武豊の父」に合掌・・・

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