サンデーとキャロ、シルク

夕刻のキャロの中間結果の発表を持って、キャロの投票確定。
次はシルクの選馬にシフトです。
シルクは実績が考慮されるため、ある程度の目安は立て易いですが、また「狂気の高実績」が必要な募集馬が登場してくるのか？
ドラマは続きます（笑）

さて今回、キャロとシルクの募集馬を調べているうちに、NFの馬の振り分けが見えてきた様な気がしています。（これは私の勝手な主観によるところ大ですので、全く見当外れかもしれませんが･･･）

（サンデー）
「本家」とも言われるNo.1クラブですが、ここの目玉商品は「ディープ＋A級輸入繁殖」の仔になります。勿論、キャロと同じ様に、クラブ出身の名牝（ブエナビスタやジェンティルドンナ、そのうち出てくるであろうメジャーエンブレム）の仔も超人気商品ですが。
ここは他クラブとの振り分けと言うより、セレクト・セールへ上場させる馬との振り分けがメインになりますね。

（キャロ）
ここは当然「Our Blood」が中心になりますが、近々はそのOur Bloodが走りまくっているため、2016年9月現在、サンデーを押さえて馬主リーディングトップの座を守っています。
これからもOur Bloodを中心に、味付けとして「ディープ＋A級輸入繁殖」の仔が数頭プラスされると言う形が続くものと思われます。
ただ、その数頭を除いて、繁殖は殆ど内国産繁殖がメイン（特にOur Blood系の２代目・３代目）で、輸入繁殖の仔はそれ程多くありません。（輸入繁殖は「Our Blood」を作り上げたキャロへの貢献大な繁殖が殆ど）
血の偏り・マンネリ化を防ぐためには、何年かのサイクルで、新しい輸入牝馬の血を注入して行く必要があると思われます。

（シルク）
ここ何年かで「シルク血統」と言ってもよい血脈が増えてきてはいますが、ここはキャロと違い、「準A級輸入繁殖」「B級輸入繁殖」の実験の場及び高齢化した名繁殖の仔の受け皿となっている感じがしています。
輸入繁殖の持ち込み等はシルク回りが多いですね。
ここで実績を上げた輸入繁殖は、ディープ等のエース種牡馬を配合され、サンデーかセレクトに回される、と言った構図でしょうか。
輸入繁殖は外れもありますが、競走成績がイマイチの馬でも時折大ホームランをかっ飛ばすケースも往々にしてありますので、その辺りには注意を払いたいところです。
今年の面子も、キャロに比べて、輸入繁殖の直仔、持ち込み、マル外が目立ちます。
狙い目はここにあると思います。