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2016/10/18 10:25
菊花賞淀3000
去年の今頃はリアファルの出走で緊張していました。
前日にルメールがゲートに激突して落馬、あれにはビビッたなぁ(;゚ Д゚)
一番最初に見た菊花賞があの「ハイセイコーとタケホープの鼻差の激闘」だった事もあり、菊花賞にはある種の威厳を感じています。
現代では3000のG1にどれ程の価値があるのか賛否両論ありますけれども。
昔(昭和時代)は、クラシックレースの距離が段々伸びて行く事に大変な重みがあり、3000の菊や3200の天皇賞に勝つ馬=本当に強い馬、との風潮が強かったです。
マイルのG1級レースは桜花賞しかありませんでしたしね。(安田記念はハンデ戦の一般重賞)
その風潮の犠牲(?)になった最たる馬が、上記のハイセイコーやトウショウボーイと言えるでしょう。(サウンドトラックの仔ナオキなんかもそうかなぁ)
とは言え、昔は長距離の大レースに威厳があったのも確かな事実で、菊花賞や天皇賞では他のレースに無い一種独特の緊張感がありました。
公営競馬ですら、年末の東京大賞典(大井3000mだったんですよ)は痺れる様な緊張感(それまでのレースで実績を残していた強い馬が、3000ダートになって距離の壁に敗れ去るかも?)を感じていたものです。
最近の長距離のレースは絶対数が減っている事もあり、昔ほどのアッと驚く大逆転は無くなりつつある気がしますが、長距離レースの醍醐味は絶対能力の高い(高そうな)ステイヤーが既存勢力を一気に逆転するかと言った意外性にあり、過去にはその様なレースが沢山ありましたね。
さて、今年は菊未勝利のディープの仔が初制覇なるか?がひとつの焦点ですが、初制覇もよし、距離の壁に悩んで伸び悩むのも「それが競馬」と言えなくもなし、どんな結果になるか楽しみです。
個人的には、ディープの仔が菊や春天に勝てないのはたまたまで、これからどんどん勝ち馬が登場してくる感じもしているのですが・・・
ディープ自身は、菊や春天、実に強かったですしね(ちょっと掛かっていた感じはしましたが)
ディーマジェスティよりはサトノダイヤモンドの方が体型的にはステイヤーっぽい感じもしていますが、さてさてどうなりますでしょうか?