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2017/10/21 22:00
ウインガナドル
ダービー馬不在、あまりレベルが高いとは言えない菊花賞ですが・・・
こういった年は押し出された人気馬があまり当てにならず、しかも不良馬場必至。。。
とんでもない馬券が飛び出しても不思議有りません。
一番面白いのは、ラジオNIKKEI賞2着、前走は古馬相手の新潟記念で0.1秒差の4着の実績を残しているウインガナドルだと思います。
この馬、血統的にも能力的にもとても興味深い馬で、
・ステイxマックイーンの「黄金配合」
・ステイの仔ですからおそらく「重の鬼」
・先行脚質
・・・と、今年の菊に最も適した可能性の高い馬だと思います。
しかし、一方で、この馬の母系直系ラインが「トキファイター〜ダンシングファイタ〜キシューファイター」、キシューファイターと言えば桜花賞トライアルであのテスコガビーの2着馬で、かつ「悲劇の超快速牝馬」キシュウローレルの全妹として有名な牝馬です。
我々世代の常識で言えば、「キシュウローレル」と「菊花賞」は全く結び付かない異次元の世界であり、「あの」カネスカイ(ローレル、ファイターの母)の子孫から菊花賞馬が出るとはちょっと(・・・と言うか全く)考え辛い発想です。
(カネスカイの子孫からスプリンターズSの勝ち馬が登場、となると順当な、しかし涙モノの世界ですが。)
この相反する血統背景を持つガナドル、勝っても惨敗してもどちらでも妙に「納得」してしまいます。
私は勝つ乃至好走の方に賭けますが。