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2017/12/21 14:43

スーパークリーク

今年も有馬の季節がやって参りました。
有馬と言えば、1977年の「テンポイントボーイの最後の対決」と1990年「オグリキャップ奇跡の復活」の2レースが余りにも有名ですが、オグリのレースで私が最も記憶に残っているのは「奇跡の復活」の2回目の制覇のレースではなく、1988年のオグリ3歳(当時表記4歳)の有馬の方で、当時若干19歳武豊騎乗の3歳馬(当時表記は4歳でしたが)スーパークリークの激走と斜行による失格でした。

スーパークリークは「近代的ステイヤー」の幕開けを告げた名馬ですが(この馬と名伯楽伊藤修司師及びオーナーの木倉誠氏とのドラマチックな出会いに関しては、その裏話も含めて、塩崎利雄氏著「実録 極道記者―競馬無頼、7億賭けていまだ懲りず」に記載されている逸話が圧倒的に面白いです。)、とりあえず「SS系(ディープ産駒)、NF産」を購入しておけばそれ程間違いがない(・・・と思われる)現在と異なり、どこからこの様な名馬が飛び出してくるか全く想定不能だったあの頃は、本当の意味での相馬眼が問われていた事に間違いありません。
クリークは当初セリで売れ残り、最終的に810万円で購入された馬でしたが、セリに上場当初から「馬体のバランスや全身のバネは並みのモノではない。大変な名馬になる可能性を秘めている。唯一かつ最大の弱点は左前の外向で、これがなければ引く手あまただったに違いない。とは言え、私が以前に手掛けたハギノトップレディも似た様な外向だったが、桜花賞馬になった。この馬も大丈夫だと思う。私に賭けてみませんか?」と木倉オーナーを口説いた伊藤修司師の慧眼や恐るべし、と敬服します。

現在、この位の信念を持って馬選びをしている調教師がどれ位いるのでしょうか?
サンプリンス事件(?)」の逸話共々、伊藤修司師の様な調教師はなかなか得難い存在だったと近年になってつくづく思います。

尚、スーパークリークの配合には岡田総帥が絡んでいて、この配合を「菊花賞馬を作りましょう」と提言したのは総帥だそうです。

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    2017/12/22 19:01 ブロック

  • アウロラさん

    名勝負有馬と言えばそれぞれ思い出あると思います(^-^)名馬の背景には様々なドラマがありますね(^.^)生産でもいろんな逸話聞きます♪

    2017/12/21 22:12 ブロック

  • アウロラさんがいいね!と言っています。

    2017/12/21 21:29 ブロック

  • スダピンボールさんがいいね!と言っています。

    2017/12/21 15:38 ブロック