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2018/02/06 16:34

名種牡馬の全兄弟(その1)

キタサンブラック、初年度の種付料500万ですか・・・
彼は血統的にはほぼディープ仔と同じ意味を持つ訳ですから、これから主流となるであろうディープ牝馬には配合出来ません。(勿論、ブサックが行った「トウルビヨン2x2」のコロネーションの様な配合を作りたい野心的かつ無謀(?)な生産者がいれば別ですが。)
やはり、SSの血がそれ程濃くない有力繁殖をディープ仔と奪い合う事になるでしょうから、競争はかなり激しくなる事が想定されます。
タイプ的にはディープ&ディープ仔とかなり異なりますので、適材適所なんでしょうが・・・

そう言えば、今までの我が国の生産界に於いて、名馬・名種牡馬の全兄弟は種牡馬としてどれ位成功しているのでしょうか?
つらつら思い起こして見るに、

ボールドルーラー(1954年生)
ナスコ(1955年生)

・・・何て言う全兄弟がいました。
兄のボールドルーラーは説明の必要もないスーパー大種牡馬ですが、その1歳下の弟は競走成績も54戦7勝と兄に及ぶべくもなく、種牡馬としても、これと言った産駒を送り出す事は出来ませんでした。
典型的な「賢兄愚弟」パターンでしたね。

ニジンスキー(1967年生)
ミンスキー(1968年生)

兄のニジンスキーは英国3冠馬かつ大種牡馬で、日本にもその直仔に伝説の名馬マルゼンスキーを送り出しています。
その1歳下の全弟になりますミンスキーですが、こちらは(兄ほどではなくとも)愛国で幾つも重賞を制覇し、超強力メンバーが集結(ブリガディアジェラード、ミルリーフマイスワロー等)した英2000ギニーでも4着に踏ん張り、流石良血と言ったところを見せつけました。
種牡馬としてもたった3年(1974年供用開始,1977年死亡)の繋養でしたが、その成績は素晴らしく、サンエムジョオー(阪神4歳牝馬特別,桜花賞2着,優駿牝馬2着)、シルクスキー(函館3歳S,4歳牝馬特別・東,阪神牝馬特別,京都大賞典)、マイエルフ(福島記念1着同着)、ヒロノスキー(4歳牝馬特別・東,優駿牝馬3着)と言った名牝を続々と輩出、牡馬もクモハタ記念や金杯、中山記念等を制した名馬ヨシノスキーを出し、死亡時には日高中の生産者から惜しまれました。
彼がもう少し長生きしてくれれば、ノーザンテースト並み、いや、ひょっとするとテースト以上の種牡馬成績を収めていたかもしれません。
BMSとしてもルドルフのライバルであるビゼンニシキを出して気を吐いています。

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