1584件のひとこと日記があります。
2018/02/06 17:17
名種牡馬の全兄弟(その2)
続きます。
ノーザンダンサー(1961年生)
ノーザンネイティヴ(1966年生)
全世界のサラブレッド勢力図を塗り替えたと言える世紀の大種牡馬が兄、その全弟は1971年に我が国で供用開始されました。
こちらはウエスタンファイブ(札幌3歳S[G3],牝馬東京タイムズ杯[G3])、ブルーフラール(中山大障害・春)、ネイティブボーイ(東京障害特別・春)等の重賞勝ち馬を送り出し、BMSとしてもファンドリポポ(4歳牝馬特別・東[G2],シンザン記念[G3],朝日チャレンジC[G3])、ポートブライアンズ(福島記念[G3])等を輩出、そこそこの成績を上げています。
母系に入っても、なかなか良い影響を与えている様に見受けられますね。
アリダー(1975年生)
ホープフリーオン(1972年生)
こちらは輸入後、その全弟が大活躍したパターンです。
兄ホープフリーオンは10戦3勝、重賞の勝ち鞍はなく下級競走馬でしたが、その全弟アリダーは26戦14勝・2着9回、幾つものグレードレースを制覇し、米国3冠全て2着(1着は全てアファームド)、種牡馬としてはライバルであるアファームドに大差を付け大成功、アリシーバやイージーゴーア等の名馬を次々に送り出し、その名声を不滅のものとしました。
一方、兄も、弟の様な世界的な大活躍とまでは行きませんが、キヨヒダカ(安田記念,京王杯AH,新潟大賞典)、タケノヒエン(毎日杯,スプリングS),ロングヒエン(マイラーズC)等の快速馬を送り出し、「流石アリダーの兄」と言われる成績を残しました。
キヨヒダカは種牡馬としてその仔から金杯等3つの重賞を制したヒダカハヤトが登場、かなり長い期間に渡ってその血脈の影響力をターフに残したと言えます。
番外編として、
サドラーズウエルズ(1981年生)
フェアリーキング(1982年生)
・・・が挙げられますが、サドラーは説明無用のスーパー大種牡馬、弟も英ダービー馬や凱旋門賞馬、JC馬を出した大種牡馬ですが、日本に入った産駒の傾向としては、弟の方が軽い馬場向きのスピードタイプと言った感じでしたね。
シンコウキング自身やファルブラヴ産駒の成績を見ると、スプリンターと言ってもおかしくない実績ですから、全兄弟と言ってもかなり違うタイプだったのかもしれません。
このあたりはとても面白いですね。
キタサンブラックもディープ産駒とはかなり異なったタイプを輩出する可能性大でしょう。
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アッシュ☆さんがいいね!と言っています。
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アウロラさん
そろそろ出産のシーズンですね!!
お忙しい事とお察しします。
当方も年度末に向かって、これからもうひと頑張りです
18産、良い仔が生まれますように、お祈りしています!! -
アウロラさん
おばんです(^-^)/俺には兄弟いないのでわからないけど瓜二つの性格・能力の兄弟と言う方が少ないから馬も違っていて不思議じゃないかな〜と最近思います(^.^)うちに全姉妹の繁殖いましたが成績も仔出しも性格も違いました^_^;ディープの兄弟みんなに種牡馬で成功して値段4000万社台も嬉しかったでしょうが(^.^)
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アウロラさんがいいね!と言っています。
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スイートデルマー90さんがいいね!と言っています。
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スダピンボールさん
キタサンブラックの場合、ディープないしディープ仔と比較するのはちょっと違うのかもしれません。
親父のブラックタイドをスケールアップした馬、と捉えた方が正しいのかもしれませんね。
そう言えば、親父もブラックの様なタイプの馬でしたし・・・
親父よりもバクシンオーのスピード能力が付加され、より日本向きの血になっている事も考えられます。 -
スダピンボールさん
やはり、バクシンオー譲りのスプリント能力、これがどれだけのものか、期待大です。キタサンが距離の壁に負けず、スプリント路線に行かなかった分…。
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セキゴンさんがいいね!と言っています。